ATMより愛を込めて (Page 2)
「きゃっ…なにするの?」
「俺が困っていたら助けてくれるんだろ」
「たす……ける、けど……」
何をしたらいいの、そんな顔で棋一朗を見つめる結香。
どうせ、この後自分の金を持って男の所に行くくせに。そう思い棋一朗の苛立ちは更に膨れ上がった。
「俺、丁度抜きたかったんだよな」
「え?」
「だから、ヤらせて」
掴んだ手を引きよせれば、結香は暴れた。
あっさりスカートをめくってやれば、そこには総レースの派手な下着が見えた。
クロッチ部分以外レースなため陰毛も丸見えだと棋一朗はくつくつと笑った。
「やだぁ、きーちゃん、何するのぉ!?」
焦った声に黙れと口を手で押さえれば、漸く危機感を覚えたのか結香が暴れ出した。
バタンバタン、と床に体を打ちつけ抵抗する様子に、邪魔だと棋一朗は体重をかけてそのまま押さえこむ。
「暴れるなよ」
涙目で棋一朗を睨みつける結香。
「どれだけ俺に借金あると思ってんの?」
「それ、は……」
答えられないのも当然だった。
「覚えてないの? まぁ、そうだろうなぁ。俺の方ではちゃんと記録残してあるよ」
「そ、そんなの、証拠にはならないよ」
借りている癖に、強気。そこが結香のいいところだったかと棋一朗は薄く笑いながらも携帯を取り出す。
「本当、便利だよな。音声録画できるの」
素人でも簡単に扱える。はは、と笑い飛ばす棋一朗に結香の顔は青ざめて行く。
「なぁ、一回ヤらせろよ」
「だ、駄目だよ!私、今から合コンだもん!」
「そうだよな。こんなやらしい下着穿いて、初めての男とヤりますって言うようなもんだよな」
下卑た笑い声をあげ、そのまま左手で唯一隠されているクロッチ部分に触れる。
「やだぁ!」
レースのように見えずとも、布の薄さで形はわかる。ふに、と指で膨れた部分を押してやれば息を殺すのがわかった。
「へぇ」
クリトリスを何度か押してやれば体を揺らした。
「誰でもいいんだな」
そう告げて、そのまま指を下へと下げて行き、布の上から指を強く押してやる。そうすれば、布が愛液で染みて行くのがはっきりとわかった。
「ズブ濡れだな」
布のせいで見えない膣口だが、指を食むように動きだしたせいで棋一朗は声をあげて笑う。
「なんだ、俺の指美味そうに食うな……お前のここ、悪食じゃねぇの?」
笑いながら何度も指を出し入れすれば、指に愛液が付着する。クロッチ部分は濡れて張り着き、しかも膣口に入れられくっきりと形が浮かび上がる。
「きー…ちゃん…」
「どうせ何度も男咥えたんだろ? 今更俺が加わったところで、なんて事ないだろ」
棋一朗の強い言葉に結香は困ったように視線を彷徨わせた。
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