人妻経営の武器屋で武器を買う方法
魔物が蔓延る世界。剣士であるエリオットは、少しでも世界を良くしたいと思い、魔物退治の旅に出ていた。
しかし道中挟みうちに合い、なんとか切り抜けるも唯一の武器である剣を失ってしまった。
そのためエリオットは、武器屋があると聞いて小さな村を訪れていた。
その中で、住宅から離れた位置にぽつんと立っている建物を見つける。
近づいてみると看板が出ており、武器屋、と乱雑な文字で書かれていた。
「よかった、ちゃんと噂通りにあったんだ。ごめんくださーい」
ぎい、と古い木の扉が音を立てて開くと、薄暗い店内の中、無造作に鎧や剣が置かれていた。
店主の姿は見当たらない。そのため、もう一度エリオットは声をかける。
「ごめんくださーい!」
「はいはい、聞こえてるよ」
キシキシとリズムよく聞こえる音の方に目を向けると、二階から店主と思わしき女が降りてきていた。
その恰好は娼婦を思わせるほど肌が見えており、豊満な胸の谷間、はち切れんばかりに肉が乗った太ももが、スリットの入ったスカートからちらりと顔を出している。
先ほどまで寝ていたのだろうか、髪の毛は乱雑に跳ねてはいるが、それが妙に艶めかしい。
鎖骨ほどまで伸びている赤茶髪の髪の毛を両手で掬い上げ、一本にまとめる仕草すら色っぽかった。
少し強気な表情に、余裕たっぷりの切れ長の夕暮れと同じ色の目。文句がないくらい美しい女だった。
思わずエリオットは、階段から降りてきた女に目が釘つけになり、ごくりと喉を鳴らす。
故郷を出てから魔物を倒してばかりで、女っ気のあることはしてこなかった。そのため、女を抱いた経験も無い。
「はん、うちに来たのは剣士様なのか飢えた獣なのか、どっちなんだい?」
女は口角を上げ、エリオットに訊ねる。その言葉でハッと我に返ったエリオットは、風を切る音が聞こえるほど強く首を横に振った。
「あっ、えっと、剣が欲しくて来たんですけど……ここ、武器屋ですよね?」
女に視線を合わせられず、エリオットはしどろもどろになりながら訊ね返した。
「ああ、そうさ。この村唯一の武器屋。でも娼婦館とも呼ばれている」
女の言葉に驚き、エリオットは大袈裟に肩を揺らした。
それを見た女は愉快だと言わんばかりに、大口を開けて笑う。
「あんたそんなんで武器を買いに来たのかい? 男にしては随分と初々しい反応をするじゃないか」
「そ、それは……その、村から出るまで女と寝たこともないし、出てからもないし……」
「……へえ?」
エリオットが聞かれてもいないのに自らの女性経験を話すと、女の表情は変わった。
それはまるで、獲物を見つけた獣のようであった。
女はカウンターから出て、エリオットに近づく。エリオットは自分より少々背の高い女に怯み、思わず後ずさった。
そのまま女はエリオットを窓際まで追い詰めると、窓にかかっていた布を下ろし、ただでさえ薄暗い店内が更に薄暗くなった。
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匿名 さん 2020年4月22日