会社の部下にキメセクされた
転職が決まって会社を辞めることになった裕二の部下たちが「追い出し会」を開催してくれた。そこでさんざん飲まされた裕二、次に目が覚めると部下の友梨が目の前で白い肌を晒していた。ベッドに縛られて動けない裕二を弄ぶ友梨は、怪しい薬を取り出した。それは裕二の理性を失わせる薬だ。
「んふふ。あの優しい優しい伊佐山裕二課長が、ねえ」
ねっとりと絡み付くような視線を向けた山本友梨が、口許を歪めながら言った。
ベッドの上で手脚を拘束された俺は、何も身に着けていない。
同じように白い柔肌を灯りの下へ晒している彼女は、赤らめた頬を隠そうともせずに俺を見つめている。
今日は部下たちが転職する俺の追い出し会をするってことで、渋々居酒屋で飲んでいたはずだ。
俺が辞職することでハメを外していた彼らに飲まされ過ぎたような気もするが、まさか記憶が飛ぶほどとは。
俺は意味が分からず、痛む頭で状況を理解しようと友梨に目を向けていた。
彼女の視線の先にある固く屹立した俺の肉棒は、俺の鼓動にあわせてビクビクと震えて何かを期待している。
薬でも盛られたような気もするが、さっきから見えている友梨の若く綺麗な身体に興奮しているのも確かだろう。
しかし、そもそも俺は彼女とこんな関係ではない。むしろ真逆で、まったくの無関心だったはずだ。
「や、山本くん。なんで、こんなことーー」
「あはは。上司面してもダメですよ。ココをこんなにしちゃって」
「や、やめーー」
俺の制止の声を遮るように肉槍の先端にぬるりと熱い肉が触れ、腰から頭のてっぺんへと痺れが走った。
彼女との関係を妄想したことがないとも言えないだけに、なんとも言えない刺激に身体が見事に反応している。
ドクリと何かが溢れる感触とともに、鈴口から透明な液体が流れた。
「あはは。なんか出た! んん、すっごくしょっぱい」
「な、なんでそんなことを?」
「んふふふ。なに強がってんですか? ココはもっと触って欲しいって、涎垂らしてるのに」
友梨は俺の肉茎に白くて細い指を絡め、涎と我慢汁の混ざった汁を擦り付けるように上下に扱く。
柔らかい指や手のひらが固く敏感になった亀頭を撫で、カリを引っ掻き、太腿の付け根に熱い塊を集めていく。
独りでやるよりも断然敏感になっている肉茎が、俺の思考を妨げて抵抗する気持ちを萎えさせる。
「どんどん出てきますねえ。はは、女の子みたい」
彼女が面白がるように指の動きを早めると、くちゅくちゅと激しい水音が響き、思わず腰が跳ねる。
「やんっ! 課長、腰まで動かしちゃって。そんなに気持ち良いですか?」
俺の腰の動きで指を滑らせた友梨が、少し頬を膨らませて上目遣いで睨んでくる。
俺の脚の間に蹲るようにして顔を寄せ、肉棒を扱きながら妖艶な笑みを浮かべる彼女に、俺の心臓がどきりと脈打った。
いつもの快活とした新人らしい笑顔ではない。発情した牝の笑みだ。
「んっ……。や、やめなさい。なんで、こんなことーー」
「なんで? ははは。いつものことじゃないですかあ」
四つん這いで俺に覆いかぶさるように登って来た友梨が、ずいっと顔を近付けた。
俺の体液でドロドロになっている自分の指を、見せつけるようにゆっくりと口に入れる。
「んふ。おいし。……課長のこと、いつもイジってるでしょ」
「いや、それは言葉の綾で、ツッコミとか揚げ足取りとかそういーー」
俺が慌てて否定すると、柔らかいものが俺の口を塞いだ。
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