革命戦士の愛欲の日々 (Page 4)
「同志!君の美しい身体は、革命の中に咲く、栄光の花だ!そしてその柔らかく温かい胸は、革命の闘いの中で傷ついた戦士を癒す、母なるマリアの胸だ!」
それこそ、聖母マリアに対する侮辱のようなセリフだが、僕と咲子は大真面目である。
「はい、同志!光栄です!!」
咲子のそのセリフが先か後か、僕は咲子の白くたわわな乳房を、これでもかと激しく揉んだ。
「ああっ!激しい!激しいわ!その激しさが、革命戦士たちの闘いの激しさなのね!!」
「そうだ!そして君のこの胸の先に咲く乳首は、革命という崇高な使命のもと、闘いに敗れて散っていった戦士たちに捧げる、1輪の美しい花なんだよ!!」
そう言うと、僕は咲子のピンク色の乳首を強くつまみ、そしてクリクリとこねた。
「ああっ!気持ちいい!この気持ちよさは、天に召された戦士たちが、永遠の安息に就く気持ちよさなのねっ!!」
そして、僕は硬く勃起した咲子の乳首に吸い付き、舌で転がした。
「んあああーん!!私の乳首は、革命戦士の魂とともに、天使の揺りかごで揺られるのねーっ!!」
僕はこれでもかと咲子の乳首を吸い付くした後、両の手で咲子の頭をガチッと掴んだ。
「咲子同志!君は革命の心を、その口で!喉で!胃で!腸で!全身で受け止めるんだ!!」
僕はそう言うと、咲子の喉奥まで僕の肉棒を突き入れた。
「うぐっ!うぐぐぐーっ!!」
咲子は苦しそうに呻いたが、その目は恍惚に満ちていた。
「そうだ同志!君の口は、革命戦士の心を受け止める、聖なる口なのだ!!」
そう言って僕は、咲子の頭を前後に揺り動かした。僕の肉棒からは我慢汁がにじみ出る。
激しい快感で僕の陰嚢がブルッと震えたところで、僕は咲子の口から肉棒を抜き取ると、今にもいきそうな僕の興奮を、ほんの少しだけ落ち着かせた。咲子は一瞬咳き込んだが、すぐに気を取り直し、
「同志!見せてちょうだい!本物の革命戦士の力を!!」
と叫び、仰向けになって、汗と愛液が混ざりあってぐっしょりと濡れた花びらを大きく開いた。
「見るんだ!感じるんだ!これが本物の革命的芸術だ!!」
僕は咲子の蜜壺に、一気に肉棒を突き入れた。咲子はエビのように大きくのけぞった。
「ああっ!感じるわ、あなたの革命のライフルを!太く長く熱く、私の子宮を捉えてるわ!来て!早く来てちょうだい!私の芯の、さらにその芯まで、革命の銃弾を深く撃ち込んでちょうだい!!」
僕は腰を激しく振り、咲子の言うライフルの銃身を膣奥に叩きつけた。僕のライフルはこれ以上なく太く熱くなった。
「あっ!ああんっ!私の中で革命が起こるわ!今まで人間が味わったことのない、熱く激しい革命が!!」
「うっ!うっく!ううっ!ああっ!僕の中にも革命が起こるよ!僕の中から芸術が沸き上がるよ!ここからっ!僕ら二人から、本当の意味の人間の革命が始まるんだ!芸術は爆発だーーーっ!!」
「カーーーーーット!!」
僕はありったけの精子を咲子の子宮に放出した…
※※※※※
それから幾度かの生本番を交えた撮影の後、映画は完成した。上映は警察などにばれないように、深夜にこっそりと学生寮の食堂などで行われた。同志たちは一応に
「これぞ愛と革命の形だ!」
「権力による支配への最大の反抗だ!」
などと絶賛したものだが、何のことはない、暇と性欲を持て余していた彼らにとって、最高のズリネタを提供しただけの話だった。
※※※※※
この映画の撮影中に、咲子は僕の子供を身ごもり、そして翌年男の子を生んだ。それから約半世紀が経ち、年齢も50歳に差し掛かろうとしている僕らの息子は、今では公安の幹部となり、新左翼や過激派の取り締まりをしている。反政府革命戦士の遺伝子を受け継ぐ子供が公安の幹部になるとは、人生は何とも皮肉なものである。ああ、この国は今日も平和だ。
(了)
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