完堕ち間際のデート♡NTR監督棒に従順化するマネージャー♡ (Page 12)
「門限まで、ちょっとしかないのでっ♡今日は、泊れませんからっ♡たくさん、愛してくださいっ♡私の雄介さんっ♡」
恋する乙女そのものの声と態度で、太田の交尾を誘う優等生。
処女であったころの無垢は、そこにはなく。
一人前のメスとしての淫猥な魅力があった。
門限が来るまで太田に何度も愛されて、太田の車で家に送られる。
車から降りる時も、笑顔だ。
「また、明日♡雄介さん♡」
恋する弾む声を使い、少女は足取り軽く自宅へと戻る。
「ただいまー♡」
玄関ドアを開けて、靴を脱いだときに思い出した。
「……ピル、おねだりするの……し忘れちゃったなあ♡」
乙女の手が、下腹部を撫でる。
服の下には、太田の精液を大量に受け止めた場所があった。
やさしく、なでる。
排卵した卵子に、太田の精子は食らいつき、受精はしているのだろう。
その受精卵を子宮内に着床しなければ、問題はない。
妊娠は起きないのだ。
ピルはそれをするための薬で、受精は防げない……となれば、あれだけ犯されたら受精はしている。
身震いしてしまった。
自分の手がやさしく撫でているその場所の奥に。
太田と優佳の愛し合った証が、いるのだ。
ピルを飲んで、防がなければ……妊娠が始まってしまう。
怖いはずなのに、優佳は笑顔であった。
「あ、明日♡おねだりすればいいよね♡一日くらい、飲まなくても大丈夫だし♡朝一で、エッチしてもらえるんだもん♡佐藤先輩が朝練しているとき、エッチしてもらうんだから♡そのとき、お願いすればいいよね♡」
……佐藤のことを理性が優佳から遠ざけていた。
本能が求めて、優佳に与えているオスがどちらなのかは、すでに明白でもある。
優佳は……考えない。
ただ機嫌よく風呂に入り、太田に愛され尽くしたその体を。
自ら購入した太田好みの香りを放つボディーソープで丹念に洗いながら。
明日に備えて眠るだけであった。
「……だいすき……ゆうすけさん……っ♡」
寝言でつぶやくその声を佐藤が聞けば。
その愛らしい表情を知れば。
事実を理解すれば。
少年の見ている美しい世界はきっと壊れてしまっていただろう。
(了)
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