完璧な元カノとアダルトグッズで遊んでみた (Page 8)
「ん、ん、あ、ああ! い、いあっ! い、イ、イく! も、もう、もう! こ、き、こうきい!」
すぐ目の前で涙を溢れさせるかれんが、歯を食いしばるようにして叫んだ。
「ん、くあ! かれ、ん」
俺は彼女の名前を呼び、一際強く腰を押し付ける。
肉槍の先端がめり込むような感触がすると同時に、かれんが目と口を大きく開き、声にならない声をあげた。
膣口がぎゅっと締まり、肉襞が無数の触手を伸ばしたかのように開いて膣襞全体が肉槍に密着してじゅるりと蠢いた。
肉茎の奥を熱い粘液が走る。
半固形状の白濁液が尿道を突っ切り、肉槍全体が震える。
次の瞬間、彼女の膣の奥へ向けて、青臭い白濁液が迸った。
びゅるっ! びゅびゅびゅびゅるるる!
「はんんんっ! んんっ、ん、んんんっ! んああああっ! 熱っ、こうき、高貴の熱いのっ! 熱、熱い、いい、イイイく、イっく! イくイクイクイクっ!」
かれんが思い出したように嬌声をあげ、ビクビクと身体を痙攣させる。
俺はそんな彼女をぎゅっと抱きしめ、腰を押し付けながら牡汁を吐き出し続けた。
*****
「あ、ああんんっ、んん、ん! ん、んん、んふう……。ず、るいよ」
俺の肉槍の震えに合わせるように甘い声を漏らしていたかれんが、不意にふにゃりとした笑顔を作った。
その目から、一筋の涙が溢れる。
「え?」
「ずっと待ってて、もうダメだと思ったのに。諦めてから、こんなにしてくれるなんて……」
「……かれんが完璧すぎて、俺なんかぜんぜん敵わないから。君に触れるのはダメな気がして……」
「別れてからこんなことする方が、犯罪じゃん」
「……でも、やっと自信を持てるものができたから、最後のチャンスかと思って、その……ごめん」
俺は堪らずかれんの笑顔から目を逸らした。もう、彼女を見ていられない。
今の俺は、強姦魔だ。
「ふふ」
そんな笑い声とともに、小さくなりつつある肉槍がきゅっと締め付けられる。
「あ、ちょっとーー」
「合格。あれはうちのオリジナル商品にするから」
それは、この情事の口止め料ということだろう。俺はコクリと頷いた。
もう、悔いはない。
「……分かった。資料も全部渡すよ」
「うん、あなたもね」
「え?」
「当たり前でしよ。まだまだ改良して貰わないといけないんだから。それに……」
かれんは妖艶な笑みを浮かべて、俺の頬を両手で覆った。
「これから毎日、ね」
「え? でもーー」
「エッチがなによりも好きな人間じゃなきゃ、アダルトグッズの通販なんて始めるわけないでしょ? たから、彼氏ならきちんと性欲解消してちょうだい」
彼女はそう言うと俺に抱きつき、くるりと体制を逆転させた。
「じゃあ、とりあえず二回戦ね」
俺の上に跨がって見下ろしてくる彼女は、やっぱり俺には敵わない完璧な女性だった。
(了)
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