快楽に飼いならされちゃう女子校生新体操部員♡監督棒への敗北♡ (Page 3)
快楽の熱量を、綾は覚えている。
排尿の感覚にも似た、熱を帯びた脱力とジワジワと疼くように続く気持ち良さだ。
それに負けて、綾はあの恥ずべき表情を晒している。
……もう二度と、あんな顔はしちゃダメだ……。
……出来るよ。
……私、アスリートだもん。
……新体操でオリンピックに行くんだ。
……妊娠させてもらうだけなんだから、あんな顔を晒す必要とかないし。
負けてはダメだ。
太田のメッセージを読みながら、綾は不屈の闘志を練り上げようと試みていた。
にらみつける。
後輩の体を触りながら、指導に励んでいる太田のことを。
『練習終わりにも調教してやるから。シャワー行かずに待ってろよ♡』
何度も好きにされたりしない。
綾はそんな気持ちを強めて……表情を選んでいたのだ。
かつて太田が教え込んだ技術の一つを使っている。
戦うために、綾は決めた。
たとえレイプされても、快楽に屈することだけは避ける。
それが自分の意志表明であり、この状況で選び取れる唯一の正しいことだと感じていた。
……練習時間が終わり。
太田に言われた通り、綾は行動した。
他の部員たちが練習場から立ち去っても居残り、好色そうに笑う太田と二人だけになる。
広い室内であっても……。
綾は安心することが出来ない。
それでも強気な顔を見せる。
まるで怒っているかのように。
だが、太田は長年の教え子の行動を見透かすように肩をすくめて笑うのだ。
練習場の入り口のドアに鍵をかけたあと……。
太田は綾に近づき、命令を口にした。
「綾♡Y字しろ♡」
「……はい」
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