ケジメはつけた (Page 7)

「不倫でなければ、イイですよ。久しぶりだし、アソコに入るのかしら?」

そのあとは、「汗だくだったから」とシャワーを浴びた酒井を最初は処女のように丁寧に愛撫していった。尻が大きいがオッパイは「並」といったフツーっぽさが、妙にソソられる。
乳首を舌で転がしながら掌で揉みしだき出すと「あぁぁ、ナニ、この感覚はナニ?」と悶え出してきたのだ。

そのオッパイと連動しているのか、触ってもいないのにマンコはラブジュースが湧きだしてきている。アンダーヘアは、誰にも見せたり舐められる事もないので、手入れはされておらず剛毛が生い茂っていた。

「マンマンの毛の処理をしていないのよ。恥ずかしい。相川さんと、こうなるんだったら、整えてくるんだった」

「毛が濃いのが好きだから、このままでいいよ。ほら、いっぱい舐めてあげる」

邦夫は酒井の陰毛を舐めながら舌先でマンコまで到達して、そのままクリちゃんまでをペロペロした。その時は、両手の指も一緒にマンコの淵や内部を悪戯していたので、酒井は「気が変になりそうっ!」を連呼しながら「そろそろ、ホンモノをください。相川さんのチンコください」と哀願してきたのだった。

「じゃぁ、久しぶりに挿れてみるね」

優しい口調とは裏腹に、正常位を取った邦夫は1ストローク目から全開で責めていった。酒井の心情はともかく、体の反応がどうなるかが気になったからである。

「あっ、あっ。久しぶりなのに、股間が勝手に求めるみたいぃっ!」

予想外のセックスに酒井は戸惑い気味だったが、マンコの方は慣れるに従って昔の感覚を思い出したらしかったのだ。内部のヒダはチンコに絡みついて、なおかつ収縮を繰り返しおり、両モモをM字に畳んで邦夫の胴回りを挟み込んだりしてきた。

「うっ、イイよ、酒井さん。マンコが絡んできてる」

「恥ずかしいから言わないで! でも、気持ちイイわぁっ」

邦夫の下で、大きくないオッパイを揺らせながら両手で抱きついてきた酒井は、

「このままイって! このまま、出してぇ」

と、マンコを震わせながらイったようだった。もちろん、邦夫も中で果てた。

結局、酒井は邦夫の部屋に泊っていった。

翌朝は早くから起きて、寝る前に浴槽で洗った白い下着の上下と綿パン、既に洗ってあった邦夫の綿パンにアイロンを当てていた。

そして、
「今日もよろしくね、ディレクターさん」
と言って。2人で会場のビーチへと向かったのだった。

後日談

ビーチから東京の会社へ戻ってみると、廊下には次のような張り紙がピンで止められていた。

・制作部第3制作課 相川邦夫 厳重注意とともに減俸3カ月
・制作部第3制作課 山崎武雄 厳重注意とともに減俸3カ月
 

人事部

それを眺める邦夫のスマホには、社長から

「見せしめにしちゃって悪りぃ。穴埋めはするから。」

と、メールが入っていた。

(了)

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