セフレ以上恋人未満
彼女無し独身の田村コウタには、高橋ミナというお気に入りの女の子がいた。その子とは出会い系サイトで知り合い、援交を重ねているお金の関係だ。でも、コウタは彼女に秘めた想いを抑えて彼女を買っている。身体だけの関係から先へ進む勇気もない彼は、また今日も彼女と会って身体を重ねる。
「や、やめーー」
身体が激しく痙攣し、彼女はそれ以上言葉を継げなかった。
同時に腰がビクビクと震えて、生温かい液体がチョロリと吹き出す。
背中を反らし膝をガクガクと震わせて、後ろから腕を回している俺に密着してきた。
肩口から覗くと、液体の吹き出す勢いは増してビチャビチャと音をさせている。
イキしょんというやつだ。
俺の腕にも生暖かい液体がふりかかっているが、まったく気にならない。
中指を包むゼリーのような肉襞の締め付けと、彼女を支えて抱く腕に潰される双乳の弾力が、そんなものどうでもよくしてくれているのだ。
じゅぷ、じゅぷじゅぷじゅぶぶ、ちゅぶちゅぷちゅぶ!
「あ、んああっ! らめ、い、いいっ! イってる、もうイってるかりゃ! いい、いいい、いくいくいく!」
指を動かす淫音と、彼女の艶めかしい悦声が響いた。
指を出し入れするたびに牝汁がかきだされ、甘い芳香を放つ。
彼女の手が俺の手に重ねられるが、引き剥がすどころかぎゅっと押さえつけてきた。
「ん、んんあ、あ、ああ、ああ!」
頭を振りながら嬌声をあげた彼女のシャギーショートの髪も、俺好みの果実のような匂いを振りまく。
堪らず彼女の首に噛み付き、吸血鬼のように歯を立てた。
少ししょっぱい彼女の汗と、それとは違う鼻に抜ける牝の香り。
ビクンと跳ねて動きを止めた彼女の腰が、一瞬の間を置いて戦慄いた。
「あ、ああ、それしゅきい! い、い、いくいくいくっ! いきゅう」
彼女がこれまでになく甲高い嬌声を発し、カクカクと腰を振って、自分で俺の指を出し入れする。
ぷしゅっと噴き出した熱い牝汁が、俺の手に跳ね返る。
彼女はすでに立つことを諦めたらしく、俺の腕と身体にかかる心地よい重みが増した。
汗に塗れた肌が密着し、細かな痙攣まで伝わってきた。
指をキュッキュッと締め付ける膣壁の蠢きに合わせて汁が溢れ、彼女の牝の香りで頭がクラクラする。
この人を自分だけのものにできたら、どれほど幸せだろうか?
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