俺の幼馴染が変わっていった話 (Page 4)

「あっ、あっ……気持ちいいっ……もっと、もっと奥っ、きて……」
「すげー、本当に締まりがよくなった!すごいね、花ちゃんの幼馴染君パワーやば」

誰もこないような時間に空き室で、俺はひたすら花の交尾を見せつけられていた。
目の前で行なわれていることをセックスと人間の言葉で言い表すには、程遠い。
複数の男のペニスを咥え、股にも尻の穴にも受け入れ、あちこちに精液を浴びている姿の花なんて。

「うんっ、私……彼に見てもらえるとっ、すごい気持ちよくなれてっ、いいのっ」
「めっちゃ変態じゃん。何、幼馴染君のこと好きなの?」
「うんっ、ずっと好きっ。彼の精子はっ、私だけを見て出してほしくてえっ、はっ、あああっ」

このやりとりも何回聞いただろう。
花のマンコにずっぽりとはまった赤黒い他人のチンポが入ったり出たりしている様子を見て、俺は相変わらず愚息を硬くしている。
もう花には幻滅している。でもやめてくれとは言わない。
花がどうしてこんな性癖を持ってしまったのかわからないが、俺は幼馴染だ。
すっかり色情魔になり、友人が次々と離れていってしまった花についていてやれるのは、もう俺しかいない。

「あっ、クるう!イグっ、おまんことお尻ずぽずぽされてっ、またイグウっ!」

俺は少なからず、いや、かなり花のことを良く思っていた。
言ってしまえば初恋から今までの時間、全てを通して花の事が好きだった。
それでも今の花を見て、こんなに勃起しているのはどうしてだろう。

「ねえ、見てて!今からイクからっ、一緒にいこっ……あっ、あんっ!ひいっ、あっ!」
「妬けるな~セックスしてるのはオレらなのにさあ。全部中に出してやるからな、クソビッチ」
「あっ、イクっ!!イクウウウウウ!!好きな人の前で中出しキメられてイクウウウっ!!」

俺は花が絶頂した声を聞いて、手も使わずに下着の中で射精をした。

相変わらず、最高に気持ちの良い射精だった。

(了)

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