お義父さんと上手くやってます (Page 4)

パンッ、パンッ、と肉のぶつかる激しい音が鳴り響いた。
暗い寝室内に、番とは別の雄と交わる雌の香しい匂いが広がる。
シーツにまでしみるほど愛液を垂れ流しながら、由紀恵は耕造の種を欲しがっていた。

「あっ!あ、あんっ!耕造さんっ、好きっ、好きいっ!」
「嘘つけ!お前が好きなのはこのチンポだろう?!正直に言いなさい!」

首を振って善がる由紀恵に重たいピストンをかましながら、耕造が言う。
身を貫くような快楽に耐え切れない由紀恵は、何度もイキ狂いながら答えた。

「すっ、好きい!耕造さんが好きなのお!でもっ、このおちんぽも好きっ、好きいぃぃいいいぃっ!」

ピストンされる度に上下に震える乳房に吸い付きながら、耕造は満足げに頷いた。
もう今日だけでも数回射精しているというのに、耕造の男根はぐつぐつと煮えたぎる種を射出する準備をしている。
息子の嫁である由紀恵を孕ませるために、他の雄のものである雌に種付けをするために、雄としての本能が燃えていた。

「ほら、また出すぞ!必ず孕みなさい!私の子を、修造ではなくこの私の子を!」
「あかちゃんっ、産みます!耕造さんの、赤ちゃんっ、くださいっ!孕ませてっ、孕ませてえええっ!」

力強いピストンが数回落とし、由紀恵の身体をがっちりと下に敷いて耕造は乗り上げる。
そして熱い精液を、新鮮な精液を全て若い雌へと注いだ。
玉袋で結合部を塞ぐように押さえつけ、男根の先端で子宮口を押し広げるように腰を回す。

「イグっ、イグウウうううぅうぅううっ……」

仰け反りながらだらしない声を上げつつ、由紀恵は全ての精液を受け入れた。
夫以外の精液を、自ら選んで受け入れたのだ。

「はあー……はあっ……まだイグっ、イグ……」

何度もビクンと身体を跳ねさせる由紀恵に、また数度重たいピストンをかましてから耕造はようやく男根を引き抜いた。
どっぷりと精液が流れ出てきたが、特に問題とは思っていないようで、むしろどのくらい出したのかを確かめるように由紀恵の足を広げさせた。
少々悩むような面持ちで、耕造は呟いた。

「ふむ……散々出したには出したが、確実に着床させないとな」

由紀恵はのったりと身体を起こし、耕造の下半身を見る。
てらてらと液体にまみれて輝いている半分ほど起った耕造の男根を見て、嬉しそうに微笑むのだった。

 

日本に帰る前日。
仕事に忙しく、全くプライベートな着信確認をできていなかった修造は、ようやく由紀恵からメッセージが届いていることに気付く。そこに書かれていたのは――……

『心配しないでね。お義父さんと上手くやってます』

(了)

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