3年ぶりに (Page 3)

「っ、あ、ねぇ…」

みなみが言い出しにくそうに、信行の手に自分の手を重ねて制しながら言った。

「ん?」

「ごめん…すぐほしいかも」

みなみは首をよじって信行の顔を見上げ、ねだるような目をした。

「え」

「お願い…とりあえず挿れて?」

自分でタイトスカートをゆっくりたくし上げながら、みなみはもう片方の手でデニムパンツの上から信行のペニスを撫でた。
こんなはしたない欲望の露出も、3年前とはいえ何度も身体を重ねた間柄の男が相手だからできることだ。
一瞬驚いた信行は、しかしすぐににやりと笑って身体を離すと、自分のベルトに手をかけた。

「…そゆとこ、ほんと好きだわ」

合意した2人は、いそいそと挿入のための準備を始める。
部屋の入り口からベッドの脇に移動したみなみは、柔らかい素材のタイトスカートをウエストまで全て捲り上げ、ショーツは脱がずに上半身だけベッドに突っ伏した。

高く突き出されたみなみの尻は、彼女が自分でも誇っているらしい大きさと弾力で、ふりふりと揺れながら信行を誘っている。

信行はそれを見て、たまらずズボンと下着を勢いよく脱ぐと、飛びつかんばかりにみなみの元へ駆け寄った。

2人とも床に足をつけて立っているから立ちバックということになるが、みなみが上半身をベッドに預けたことで身体が屈曲し、立ちバックよりも尻を突き出す格好になっている。
強烈に視覚に訴える刺激的なみなみの姿にあてられた信行は、その尻を後ろから鷲掴みにした。

「あぁんっ」

甘ったるい声を出し、みなみは期待に身体を震わせる。

「くっそ…エロすぎ」

信行はみなみの大きな尻を覆うレースのショーツをぐいっと引っ張って割れ目を露出させ、まずそこに指を滑らせた。

「んんっ、あ、あぁ…っ」

ため息を漏らしながら、絞り出すような喘ぎ声に信行は興奮した。

「めちゃくちゃ濡れてるじゃん」

「あん、だって…」

指が割れ目を撫でる感覚に、ぞわぞわして待ちきれず、みなみは尻を揺らした。

「俺も久しぶりだから、加減できないかも」

ひくひくしながら愛液まみれになっているそこにペニスの先端をあてがうと、信行はそれでも前戯のひとつもしていないことを考慮してできるだけゆっくり根元まで挿入した。

「あ、あ、ああああっ、ふぅ、あぁぁぁっ」

布団に頭を押し付けたまま、くぐもった大きな喘ぎ声をみなみが響かせた。
久しぶりに、本当に久しぶりに膣内に割って入ってくる信行のペニスの感触は、記憶よりもずっと気持ちいいように感じた。

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