新婚初夜にはじめての (Page 4)
美優ががくがく震えながら快感に浸っている間、膣肉も絶頂のために痙攣しながら収縮した。
「美優…」
くったりとした美優の身体を支えながら起こし、一度ペニスを抜いた。
そして拓海は美優に前傾姿勢をとらせて浴槽の縁に手をつかせた。
尻を突き出す格好になった美優の腰を掴んで、拓海は後ろからペニスを挿入した。
「ごめん、加減できないかも」
強烈に興奮が高まった拓海は、再び自分のペニスを飲み込んだ膣内に、擦り付けながら激しくピストンを始めた。
「あぁぁっ、あぁっ、ああいぃぃっ」
美優はさきほど絶頂したばかりで敏感になった膣肉をきゅうっと締め付け、拓海のペニスを味わった。
自分が動いて快感を得るのも好きだが、すっかりほぐれた膣奥を拓海に力一杯突かれるのも大好きだ。
「っ…美優、美優…」
うわごとのように美優の名前を呼びながら、どちゅんどちゅんと奥にペニスを差し込む拓海は、ぶるぶる震える尻肉を揉みながらますます興奮して腰を打ちつけた。
「んぁぁっ、だめ、あ、たくみ…いく、また、あぁいくいくっ」
一度絶頂した後、美優は何度も絶頂しやすくなる。
膣内は熱く、どろどろの愛液を溢れさせながらしゃぶるようにペニスを扱いた。
「美優…あぁ、好きだ…っ」
普段はセックス中に口にしないことだが、特別感にたまらなくなり、拓海は浴室内に声を響かせた。
「あぁぁっ、たくみ、好きぃ、わたしも、すきぃ…っ、んぁぁっ、すごい、いぃぃっ」
「すきだ、すきだ…美優っ」
「すきぃ、たくみ…んぁぁっ、あぁぁんっ」
互いに好きだと言い合いながら、2人はどんどん盛り上がっていった。
ピストンはどんどん激しくなり、バシャバシャと水音が上がる。
「っ…でる…美優…っ」
初めての生セックスの快感に、堪えきれなくなった拓海が搾り出すように言った。
「んんっ、きて、だして…たくみ…きてっ」
普段はコンドームを付けているので必ず膣内で射精していたが、今このまま射精すれば、初めての生中出しということになる。
2人ともがそのことをくっきり認識したことで、より興奮が高まっていた。
「いくっ、出る…あぁでるっ」
ごつごつと奥に打ちつけて、拓海は思い切り射精した。
「んぁぁぁっ、あぁっ、あ、いっ…く…っ、ああああっ」
拓海は思い切り膣内に射精しながら、腰をかくかくとさいごまで動かし、後ろから美優の痙攣する身体をぎゅっと抱きしめた。
「あぁっ、はぁ、あ、あぁっ、んんんっ」
息を荒げながら甘い声を出し、美優も何度目かの絶頂に達した。
中でじんわり広がる暖かい感触が、初めて生中出しされたことを示していた。
「あっ…んん、すごぃ…んん、ふぅ…っ」
いつもより長く、美優も拓海もその絶頂の余韻に浸って震え続けていた。
*****
最高です
夫婦の愛が伝わってきます、読むたび泣きながら興奮しています……!!夫婦の営みを書いた作品が好きなのですが、数が少なく……まるさんの作品に救われています。避妊具の使用の部分など、夫婦が対等で健全な関係である表現も個人的にとても好みです。愛し合う人間、最高です!!
ヌ さん 2023年6月9日