好きな子に電気あんまをかけたら予想以上に可愛く鳴いてくれた話 (Page 4)

「……もう、挿れて……」

絨毯の上に藤野を押し倒した。タイトスカートをたくし上げ、脚を開かせると、濡れそぼった秘所が露わになる。本当は指で中を掻き回したり舐めたりしたかったけれど、俺ももう我慢できない。

しとどに濡れた割れ目に怒張した陰茎を押し当て、ぐっと腰を進めた。

「う……っ」

自慢ではないが、自分のものは大きい。奥まで一気に貫くと、痛みを訴えられることもしばしばある。全部は挿入せずにある程度まで挿れ、動きを止めると、彼女の膣内がきゅうきゅうと肉棒を締め付け始めた。

動いていいよ、と藤野の言葉を受け、ゆっくりと抜き差しを開始する。

「ん、ふっ……、んん……」

何度も繰り返し最奥を優しく叩くように亀頭を当てると、藤野はまた甘い声で鳴き始める。ずっと抱きたかった同期の淫らな姿に興奮は収まらず、また一段と自らの性器が膨らんだのを感じた。

「あっ、あ、そこやあ……っ」

「ここ?」

「んんんっ!!あっ、そこ……!んう……」

えぐるように奥を擦ると、藤野の反応はさらによくなった。膣内の襞が絡み付いてきて、こちらも思わず声が漏れそうになるがぐっと堪える。

「あっ、は……うあっ!!あっ、あ、そっ……やああっ!!や、なに、そこ、やっ……!」

根元までぐっと挿入すると、藤野は悲鳴のような声を上げた。

「ひっ、やあ、だめ、ああっ……!」

「痛い?」

「んっ、あっ、いたくないっ、あっあ、たぐち、おっきい、んだねっ……!」

「……藤野もでかいじゃん」

突くたびにぷるんぷるんと揺れ、気になっていた乳房をシャツの上からたぷたぷと揺すった。上から三つほどボタンを外すと、先ほど脱がせたパンツと揃いの生地のブラジャーに包まれた柔らかそうな乳房が現れる。小さくはなさそうだと思っていたが、ここまでとは。

深めにピストンすると、重たそうに二つの丘が揺れる。谷間に金具を見つけた。フロントホックだ。

留め金を外すと、解放された乳房がぽろんとこぼれた。両手に収まりきらないそれは、うっとりするような揉み心地だった。

思わず腰の動きが速まる。

「やだ、ああ、あんっ!!やだ、やだ、あっ……!!」

「藤野ほんとエッロいな……また潮噴いたよ」

「やだ、やだあ……!!あんっ、やあ、もうだめ、ああ…….!!いく、いく……!!」

びくびくと藤野の身体が震える。自分の硬いものも同じように震えるのを感じた。

「うっ……」

藤野が達する瞬間、彼女の中から陰茎をずるりと引き抜く。彼女の白い腹の上に、びゅるびゅると白い液体を吐き出した。

 

冷蔵庫から水を取って戻ると、藤野はこちらに背を向けてぐったりと横たわっていた。

丸裸な身体を後ろから抱き締める。まだ揉み足りなかった乳房を揉んでいると、中心の突起が固くなってきた。爪の先をかりかりとそこに引っ掛けると、藤野の息が少し荒くなる。

「……俺たち、身体の相性よくなかった?」

「……よかった」

「食の好みも合うし、笑いのツボとかも合うと思うし、セフレとかじゃなくて、付き合いたいなって思ってるんだけど……どう?」

一世一代の告白だった。振り返り、こちらをじっと見つめている藤野の瞳が揺らめく。元々可愛いと思っていたけれど、一度抱いた藤野はさらに可愛く見えた。

藤野の唇が小さく開かれる。固唾を飲み、俺は彼女の返事を待つのだった。

(了)

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