初心な初めての誘惑 (Page 4)
「こんな格好、恥ずかしいです……」
「そんなこと言いながら……、ほらこんなになっていますよ」
そう言って藤生先輩は私の股間から手を離すと、目の前に指を持ってくる。
ほんのりと生臭い臭いが鼻をつく。
愛液でじゅっくりと濡れた先輩の指を見れば、どれだけ私が淫らに感じているかなど、説明されるまでもなかった。
「まだまだ物足りない。そうでしょ?」
「はぁぁんっ!」
藤生先輩がチュぷりと音を立てて再び指を突っ込んでくる。
私はその快感に体をのけぞらせてしまっていた。
「あっ、ダメです。汚いですからっ、今日は暑かったし……」
「風花さんに汚いところなんてありませんよ」
「あっ、やぁぁ」
先ほどまで私の背中を抱きかかえるようにしていた藤生先輩は私の股間に口付けをしていた。
舌が生き物のように這いずり回って、敏感なお豆やひだを丁寧になめ回していく。
「んっあぁ……、だ…め…っん」
膣の中まで長い舌が入り込んで、膣肉にまとわりつくように蹂躙していく。
それまで以上に私の割れ目の奥からはこんこんと愛液が湧き続け、既に洪水のようになっていた。
(あっ、あぁぁ……、こんなにぐちょぐちょうになって……。いやだ、私、腰が浮いちゃってる……)
それから三十分はひたすら藤生先輩に愛撫され、私は自分でもどれだけイったか分からなくなっていた。
「じゃあ、そろそろ――」
「――だったら、私にさせてください」
私は藤生先輩が手にしていたコンドームを奪い取ると、空いている手でペニスを支えた。
熱く固くなった肉の棒は、藤生先輩の下腹部でギンギンに反り返っていた。
「ふ……風花さん、自分でできますからっ」
「良いんですよ、このくらいさせてください」
ゴムを傷つけないように、陰毛を巻き込ませないように丁寧にコンドームを装着させていく。
(すごいわ……、男の人のって、こんなにおっきくなるのね……。入るのかしら?)
無事に装着できたのだろう、ベルが乗ったような肉の棒はすっぽりとピンク色のゴムに覆われていた。
太さと長さに比べると可愛らしく見えるのが不思議だった。
「優しくしてくださいね、藤生せ・ん・ぱ・いっ」
「はい。風花さん行きますよ……」
ピクピクとしながら藤生先輩のペニスが私の割れ目へと近づいてくる。
私はひだを少し開けて、少しでも入りやすいように調整する。
(あっ…んっ……。来てる。藤生先輩のおちんちんが……中に入ってきたーっ)
ズプリという音を立てて、藤生先輩の肉の棒は私の体を貫いた。
しっかりと前戯を行っていたせいだろうか、初めてのはずなのにまったく遮るものはなかった。
「あぁーっ!」
誰もいないことを良いことに、嬌声を隠すことなく響かせる。
お互いの腰は完全にくっついており、藤生先輩のおちんちんが完全に奥まで入っているのがよく分かった。
まだ繋がっただけなのに、藤生先輩が愛しすぎて、それだけで私の頭は沸騰しそうになる。
「風花さん」
「んっ!」
藤生先輩が私の唇に食らいついてきた。
伸ばしてくる舌に私も積極的に絡めていく。
上の口の中の蹂躙と共に、藤生先輩は腰を動かし始めた。
多幸感で頭がいっぱいになって、もはや何も考えられそうになかった。
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