汚れた寝室 (Page 3)

「旦那のと、どっちがいいわけ?」

「いや…っ、あぁん…んんんんっ」

2人の間で何度も交わされたやり取りだが、何度やっても激しく乱れる静香に惹かれ、譲は繰り返しこうして言葉責めをするのだ。

「旦那のちんこと、俺のと、どっちが気持ちいいかって聞いてんだ、よっ」

言葉の最後で譲は一際深く、強くペニスを押し込んだ。
静香の膣肉はぐちゃぐちゃに濡れて、しゃぶりつくようにペニスをじゅぼじゅぼ扱いた。

「ゆず、くんのぉ…っ、ゆずるくんのがいぃぃっ」

激しい膣肉の収縮に扱かれて、譲はあっという間に射精感が込み上げてきた。

「あぁぁっ、いい…きもちぃっ…んんんっ」

「くっ、そ…あぁもう…」

「んぅ、はぁぁん…あぁいいっ…あぁぁっ」

「出す…あぁ出るっ」

「あぁ私も、わたしもいっく…っ、んぁぁぁっ、いくいくいくぅっ」

膣奥に激しく打ち付けながら、譲は射精した。
同時に静香も絶頂し、膣内を痙攣させて搾り取るようにペニスを最後まで刺激した。

「っ…ふ、ぅ…」

「あっ…あぁっ…」

ぴくぴくと細かく全身を震わせる静香の背中に覆い被さるようにして倒れ込み、譲は強く静香を抱きしめた。

「すごぃ…」

呆然とした様子で静香がぽつりとつぶやくのを聞いて、譲はペニスを膣からずるりと引き抜き、大きなベッドに仰向けに寝転がった。
早漏なのは譲の欠点だと自分では思っていたが、何度もできることでカバーできていた。
譲と一晩過ごすと何度もクライマックスを感じられるので、静香はそれがとても好きだった。

*****

静香は、夫の貴之に対して何か不満がある訳ではなかった。
立派な家で暮らす経済力も、それに驕らない温厚な性格も、また大柄で筋肉質な見た目も、何もかもが静香にとって素晴らしい存在だった。

そして、性的に欲求不満な訳でもなかった。
結婚して5年が経つが、夫とは定期的にセックスをしていたし、それが淡白という訳でもなかった。
むしろ夫はセックスも上手かった。
最低でも1時間はかけた丁寧な前戯が毎回のことで、それだけで静香は何度か絶頂できる。
とろとろになって十分ほぐれた膣内に入ってくるペニスも長さ、太さともに申し分なく、腰の動かし方も緩急があって絶妙だ。
一晩で3度は確実に射精できる強さもあり、端的に言って完璧な性生活を静香は送っている。

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