嫁姑問題は解決しない (Page 2)

「早紀さん……」
「あ……」
 やわやわと揉むと、早紀が声をもらした。
 若い、張りのある乳房は章平の手を押し返してくる。
 早紀が下を脱いでベッドに横たわった。
「触って……」
 股間に手を添え、谷間を撫でる。指先が熱く湿った膣内を軽くこすっただけで、小柄な体が反応して震えた。指で内部を探り、ザラザラした部分を強めにこする。
「あっ、そこ……そこ、いい……」
 早紀が身体をくねらせて章平のペニスをつかんだ。手を動かしてこするが、上下に手を動かすだけであまり上手くなかった。

 もどかしく、章平は指を抜いてペニスを早紀の秘所に当てた。
「あ、外で出すから……」
「大丈夫な日なので、中に出していいですよ」
「だけど……」
「早く、挿れて下さい……」
 章平は少しずつ挿入していった。小柄なためか、中は狭くてきついほど締め付けてくる。
 根元まで入れ、息をつく。なじむまで待ってから、腰を動かして突き始めた。

「ひうっああっすごいっ奥まで来てるぅっ」
 章平にしがみつき、動きを合わせて腰を振る。水音がだんだん大きくなって、ベッドがギシギシ鳴る。声や音を立てれば真理子が起きるかもしれないと思ったが、止められなかった。
「そろそろ、出すよ……っ」
「は、はい……ああっああん!」
 体を痙攣させ、早紀が声を上げる。中出しすると、連続してイッているようであえぎ続けた。章平に抱きついて、早紀がささやく。
「すごく、良かったです……」
「何が?」
 声に驚いて見ると、ドアが開いていて真理子が立っていた。

「いつから……」
「何をしているの」
 地の底から響いてきたような低音で真理子が訊いた。
「あ、いや、これはその……」
 おたおたする章平に抱きついたまま、早紀が微笑んだ。
「何って、セックスですよ」
「早紀さん!?」
「お義母さんのしなびた体じゃ勃たないって」
「そんな事言っていない!」
 急いでペニスを抜き、章平は青ざめて真理子を見た。

 離婚を言い渡されて慰謝料を請求されても文句は言えない。ところが、真理子は意外な事を言い出した。
「しなびた、ね……これを見ても、そう言えるのかしら?」
 真理子がパジャマのボタンを外して広げた。
 少し垂れているが、重量感のあるたっぷりした乳房が揺れる。
 早紀が悔しそうな顔をした。

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