ゆうくんは僕のママと仲良し (Page 3)

「んあっ」

キュ、と美香のナカが締まる。
ぬるぬるの膣壁は逞しい悠の男根に必死に絡みつき、射精をすぐに促し始めた。
強い雄の遺伝子を本能で欲しているのだ。
もうすでに番である夫がいるにも関わらず、美香はこの年下でありながらも魅力あふれる悠という雄とのまぐわいを長い間楽しんでいた。
そのために息子にも友人だと紹介し、共犯者として仕立て上げた。
悠の存在は夫に知られることはない。
そして悠も、他人の雌である美香を抱けることを非常に心地よく思っていた。
肉体的にも精神的にも満足しており、しかし更なる充足感を得るために孕ませようとすら考えていた。

「ほら、気持ちいいんだろ?旦那のより俺の方が気持ちいいんだろ?」
「あっ、あっ、うっ、あっ」

ゆっくりと奥を解すように腰を突き入れ、悠は美香からの言葉を求めた。
自分が番より勝っているという事実を、言葉として受け取りたいのだ。

「んっ、きもちっ、いいわ……好き、好き……もっと、奥まで、突いてぇえっ……」

美香もまた、悠の興奮を煽った。
妻でも母でもなく、一人の女として愛してもらえるこの時間が、美香は好きだった。
美香の欲する要望に応え、悠はピストンをさらに強めた。
二度目の射精まで、もうすぐだ。

「はあっ、あっ、あ、ぅあぁあん!」

乳房は上下にふるふると揺れ、その声は淫らな魅力にあふれている。
悠は、自分の男根の中を精液が駆け上がっていくのを感じていた。
この孕ませ甲斐のある女に自分の種をたっぷりと注ぐのだ。
そうして番以外の種で子を宿らせて、雄としての充足感を得るのだ。

「出すぞ。不倫種で孕んでくれよ美香さん!」
「んっ、出してっ、若くて強い精子ちょうだい!孕ませてっ、孕ませてえええ!」

悲鳴に近い声を聞きながら、悠はその身を一度こわばらせた。
美香に覆い被さり、強く抱きしめながら腰を最奥まで突きつける。
子宮口に鈴口を押し付けながら、思いっきり射精をした。
射精しながら、精液が流れ出ないように悠は美香の膝裏を抱え上げ、尻が高い位置に来るようにする。

「ひい、ああっ、あ、ああぁああっ」

絶頂を迎えた美香が、収縮を続けて悠の男根から精液を搾り取る。
引き込まれるように奥へ何度も腰を突き入れ続けた悠は、やがてゆっくりとその腰を離していった。

「そろそろ旦那も出張から帰ってくるんだろ?ちゃんとセックスしておけよ」

口ぶりでは不倫をうかがわせるものの、二人の交わすキスは長年の夫婦そのものだった。

*****

僕、りゅうや。僕の家族にはパパとママがいるよ。
でもね、びっくりすることに、もうすぐ家族が増えるらしいんだ!
ママのお腹が少しずつ大きくなっていってるんだけど、その中にあかちゃんがいるんだって!
僕はお兄ちゃんになるんだ!すごくうれしくて、ゆうくんが遊びに来た時に、すぐ教えたよ!

「いい兄貴になれよ、りゅうや」

そういってくれたゆうくんは、とってもやさしく笑ってくれた!
僕、良いお兄ちゃんになれるかな?

弟か妹が生まれたら、ゆうくんのことをおしえてあげよう。
とってもやさしい、僕のお兄ちゃんみたいな人だよって!

(了)

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