警備員に拉致されて飼育される女子校生♡初強姦に揺れるポニテ♡

警備員という仕事は過酷なものである。

真夏であるというのに、会社指定の制服を着込む。

空調服があったとしても、近年の暑さに対処するのは困難だ。

……不満が募る。

小川はかつての栄光を思い出した。

柔道で全国大会上位に入賞した学生時代は、良かった。

大手警備会社に入社して警備員としての仕事をしていたが、地元の企業に引き抜かれたときから予定は狂い始める。

割りの良い鉄道の警備をさせてもらえるはずであったし、やがては幹部として複数の地区をまとめる……その口約束に騙されてしまったのだ。

大手警備会社から転職し、給料は下がっている。

念願の夜間鉄道警備の仕事を与えられないまま、状況が悪化した。

会社を支えていたベテランたちの何人かが相次いでうつ病を発症してしまい、若い小川が営業努力までする羽目になったのだ。

「たまんねえよ……」

仕事に対してはマジメな男ではあるが、この扱いはあまりにも呪わしい。

夏の暑さに呑まれて、20才年上の『部下』が熱中症で運ばれていく。

そうなれば、ムダに体力のある小川の負担だけが増え、給料は据え置きであった……。

安月給に、望んだ仕事がさせてもらえないフラストレーション。

柔道の腕前だけでどうにでもなった学生時代を懐かしんでしまっても仕方がない。

……学生時代は、輝いていた。

努力で磨いた実力さえあれば、栄光までの道が用意されている。

なんて、簡単な日々だったのだろうか。

シンプルで、盲目的な努力が実を結びやすい、閉ざされた世界。

大人が作った開かれた世界、社会には住みにくさがある。

善良さも努力も搾取されていくような感覚が、小川を被害妄想にも駆り立てた。

揺れるアスファルトの上に仁王立ちし、道路工事をする安月給どもを守る警備員の自分。

それが、あまりにも情けなく思える。

不当な扱いを受けている気になり、同僚にも怒鳴り散らすことが増えた。

良くない傾向ではあるが、どうしようもない……。

大学時代の友人たちからは、『気分転換』をしろと言われたが。

小川の地元は都会ではない。

遊びに行ける場所は、せいぜい地味なダーツバー。

あとは釣りでもするか、サーフィンでも始めるか……。

周りに若い同世代が多くいれば、それも楽しみやすくはあるが。

田舎の警備員の年齢は高く、友人関係を新しく作るには難しい。

酒や風俗に溺れたくもあるが、それをすれば貯金を崩すことにもなる。

良くないことばかりで、抑圧は深まっていた。