人妻ワンボックス壁ハメクラブ

・作

この世のどこかにあるという人妻ワンボックス壁ハメクラブ。ここでは自己責任で性欲を発散したい人妻と男たちが集い、肉欲を絡め合う。ここに通う一人の女、ユリは日々通っており、今日も常連から初見まで、あらゆる男と交わっていく。

全て自己責任のという名のもとに、人妻ワンボックス壁ハメクラブなるものが存在する。
それは公衆電話ボックスのように狭い部屋の中、女性が下半身のみを突き出して待機しているという風俗店であった。壁の向こう側にある上半身は見えないが、壁が薄いので会話ができないこともない。
一回入る際に時間を決めて、あとは時間いっぱい楽しむ。避妊も中出しもやりたい放題。そんなクラブだった。

ここに通っている人妻は、源氏名を決めてあとは下半身を出して男性が来るのを待つのみだ。
源氏名をユリとして活動している一人の人妻は、今日はボックスに入ってからすぐにお客が来た。

「ユリちゃ~ん、また来ちゃったよ」

やたらと上機嫌な中年の男の声がする。

「田中さん今日も来たんですか?通いますねえ~」

この田中という男はユリのことを大層気に入っているらしく、ここ一週間ほぼ毎日通い詰めていた。
レースのショーツを纏ったユリの臀部を撫でながらズボンを下ろしたらしく、バサ、と重たい布が落ちる音がした。

「ユリちゃんのおまんこの具合が良すぎるからね~今日もたくさん出させてね~」

もうすでに勃起しているペニスをユリの陰唇に擦り付ける田中。
ユリの陰唇はまだそんなに濡れていないため、備え付けのローションを垂らした。

「やんっ、冷たい」
「ごめんごめん、すぐ熱くなるだろうから我慢してよ」

自身のペニスにもローションを付けた田中は、そのままユリの陰唇に竿部分を付け、腰を前後に揺らした。
ぐちょぐちょになった性器同士を擦り合わせるだけでも田中の興奮は高まっていく。
そもそもユリはかなり若い人妻らしく、尻のハリもすらっと伸びる脚も見るだけで興奮するのだった。

「じれったいなあ~早く入れてくださいよお」
「今入れるから、待って」

左右に腰を振って可愛らしくおねだりをするその尻を掴み、田中はいきり立つペニスをユリへ挿入していった。

「んっ、あっ、ふうっ……」
「今日もしかして僕が一番乗りかな?締まりいいねえ~」

ローションのおかげもあり、すんなりと奥まで挿入が済み、一度馴染ませるために田中は時間を置いた。

「あ~~~気持ちいい……」
「田中さんのお……かたあい……」
「ユリちゃん相手だとずっと硬いまんまだよ。じゃあ動くね」

田中はユリのことを気に入っているため、他の客と比べてとてもやさしい。
こうして声をかけながら、コミュニケーションを大切にしながらセックスをしてくれるのだ。
ゆっくりとしたピストンから始まり、どんどん強いピストンへと変わっていく。

「はあっ、んあっ、あっ、あんっ……ん~っ、あ、あ……」
「気持ちいい~……ユリちゃんの中、熱くてトロトロで最高だよ~。もうこれ、ローションだけじゃないでしょ?」
「えっとお……はっ、んうううっ……たぶ、ん……?」

パンパンという肉のぶつかる音が狭いワンボックスルームに響き渡る。

「んおっ、だめだ出る、出すよ!」

そう言って田中はユリの腰を思いっきり引き寄せ、そのまま射精した。
優しいセックスをする男ではあったが中出しが好きらしく、濃い精液をそのままユリの中へ注ぎ込んだ。

「んうっ……あっつ……」
「あ~~~……最高だよユリちゃん……」

何度か緩いピストンを続け、萎えたペニスを引き抜く。
精液がドロリと出てきて、田中はそれをティッシュで拭った。

公開日:

感想・レビュー

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人妻ワンボックス壁ハメクラブ へのコメント一覧

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    1

    沙香絵 さん 2024年7月28日

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