アジアの恵まれない中年男が宗教勧誘の女に奉仕をさせた件 (Page 7)
「神の御加護がありますように……」
唯奈は乱れた服を直しながら言った。
「お、おう……。俺は見たよ、神の光を……な?」
昌男は唯奈のお腹の奥に精を放った瞬間の感触を反芻していた。
「うちにまた来てくれるかい?」
「……貴方様が神を信じてくださるのでしたら」
「信じるよ! 君が教えてくれた神は最高だよ! 俺に生きる力を与えてくれた!」
「……それでは今日はこれで失礼します。また後日、奉仕に参ります」
「楽しみに待ってるぜ?」
昌男は唯奈にウインクをし、心の中に潜む悪魔は赤い舌を出していた。
(了)
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