兄嫁のいたずら (Page 2)

 ドキドキと胸打つ鼓動を落ち着かせながら、鏡に向かい歯磨きを始めた。
そろそろ新しいYシャツ買うか、そんな事を思いながら磨いていると、鏡越しに佳奈美さんが顔を出した。
またもや早くなる鼓動。
俺は何とか平然を装い、鏡越しに佳奈美さんの様子を伺った。

「裕太さん…昨日廊下で聞いてましたよね?」

佳奈美さんはゆっくりと俺に近づき、背後でピタリと止まった気配がした。
俺の身体にすっぽりと収まり姿が見えない。

「…え? 何のこと?」

「いいですよ、足音、聞こえてましたから、部屋の前で止まる、裕太さんの」

背中を片手で撫でられている。肩甲骨あたりから、ゆっくりと腰へ。
思わず眉間に力が入る。

「裕太さん、筋肉質ですよね…」

腰から離れた手は両手に変わり、肩、腕、脇腹を這うように触れていくと、歯ブラシを握っている手に力が入り、歯磨きはすっかり中断してしまっていた。
背後から細い指が伸びてきて、俺の身体をなぞるように胸へと向かっていった。
指が乳首へ届く頃、背後から佳奈美さんも顔を出し、狙うような不敵な笑みで鏡越しに俺を見つめる。
Yシャツの上から、すぐに乳首を触りあて、爪先でカリカリといじってくる。
乳首が弱い俺は、思わず目を閉じ、刺激を味わった。

「裕太さん、乳首気持いいんですね…可愛い」

佳奈美さんは嬉しそうに両手で俺の乳首をいじってきた。
後ろから押され、既にパンパンに膨らんだ俺の股間は固い洗面台にグイグイと押し付けられた。
痛いぐらいの刺激に腰を引けると、その様子を見ていた佳奈美さんがすぐに俺の異変に気づいた。

「裕太さん、乳首触られてるだけでそんなに勃起しちゃったんですか、変態ですね」

年下の兄貴の嫁にそんな風に言われ、俺の股間は一段と反応してしまう。

「見てあげます、ズボン下ろして出してください、ほら早く」

俺は歯ブラシを咥え、言われるとおりベルトを外しズボンを下ろした。
ボクサーパンツの先には百円玉程度のシミが出来ていて、鏡越しでもわかるソレを佳奈美さんにバレないか、いや、むしろバレたらどうなるだろう、そんな事を思ってしまった。

「裕太さん、何でパンツ濡れてるんですか? こんな風にされて嬉しいんじゃないですか?」

言い当てられるのと同時に、一気にパンツを太ももまでずり下ろされた。

「あー、すごい…やっぱり裕太さんМですね」

ガチガチに硬くなったペニスが頷くように、ピクンと反応した。

「それ、自分で気持いいように触ってください」

背後から顔を出し、鏡越しに俺の眼を見つめ指示をした。
両乳首は相変わらずいじくり続けられ、正直もうたまらなくなっている。
俺は指示通り、右手でゆっくりとペニスを握ると、先に向かい絞るように動かし始めた。

佳奈美さんは俺の手でも性器でもなく、目を、じっと見つめてきた。
俺はその目に全て見透かされている気がして、恥ずかしくなり目をそらした。

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