アプリ不倫 (Page 4)

奈央は均整のとれた身体をしていた。単純に細いというのではなく、女性らしいふくらみはしっかりありながら筋肉質で、陰影のある体つきは男からすると好みの分かれるところだが、浩二は好きなタイプだった。
筋肉のある女性は敏感なことが多いと浩二は経験で知っていた。

「やっぱり綺麗ですね」

「ぁぁっ、そんな…」

浩二はブラジャーをずらして両方の乳首を露出させると、右手の人差し指でそっと乳輪を撫でた。

「はぁっ、んんっ…ぁぁっ」

すでに奈央の乳首はしっかりたち上がっており、これから受ける刺激を期待しているかのようだ。
そしてそれを焦らすために、乳輪ごと人差し指と中指で柔らかく挟み、乳房全体を揉みしだいた。

「んぁぁっ、はぁっ、あんっ」

奈央は苦しげに喉を反らせる。
浩二が奈央の鎖骨の下を、跡がつかないような力加減でちゅっちゅっと吸い、時折舌を出して舐めながらだんだんと顔を下ろして行くと、奈央は先を求めるように少し胸を突き出した。

「んんっ、ぅぅ…ぁんっ」

奈央の動きを察して一度浩二は顔を上げた。
敏感な部分に触れないように乳房を揉んでいた手も外し、両手を奈央の背中に回して緩く抱きしめた。

「ふぅ、んん…」

奈央は自分でも焦れていることに気づいていた。身体中が刺激を求めて疼いている。全神経が浩二の動きに集中してしまう。

浩二はブラジャーのホックを外し、そのまま背中の真ん中にすうっと指を這わせた。

「あぁっ」

全身がびくびくと跳ねる。奈央は身体がこんなに敏感になったのは初めてのことだった。

ブラジャーを綺麗に取り去ってしまった浩二は、改めて奈央の乳房に手を伸ばした。
手のひらをアンダーバストに沿わせ、乳房全体を包み込むようにして揉むと、奈央が切なげに表情を歪ませる。

「んんっ…ん、はぁっ…」

先ほどと同じように浩二は奈央の乳首に触れないよう、乳輪を撫で回した。
ふにふにと乳輪の外側から指で捏ねるようにいじると、奈央はいやいやをするように頭を左右に振り、自分の腕で顔を覆った。

「んんーっ、ああぁ、んう…はぁ、はぁっ」

「気持ちいですか?」

浩二は低く、できるだけ静かに問いかける。

「はっ、ぁぁんっ…きもちぃ…んっ」

浩二は左手を奈央の太ももに滑らせた。
優しく愛撫され続ける心地よさと、肝心なポイントに快感が得られない焦れったさとで奈央は混乱した。

「よかった」

浩二は引き続き奈央の乳房を外側から柔らかく揉み、左手では膝裏からふくらはぎを撫でた。

「ん…んんっ…はぁっ、はっ…あぁ、もう…」

乳首も触れられないまま、下半身も甘い刺激を求めるようになってしまい、奈央は今まで感じたことのない狂おしい欲望を感じていた。
早くもっとめちゃくちゃにして欲しい、早く強い快感が欲しいと思うと、自然に身体が動いてしまう。

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