遊び人の大学生がバイト先の子無し人妻に目をつけた話 (Page 4)
「あんたの身体を抱きたいだけなんだよ」
ずる、と鈴森の身体に加藤の男根が入り込む。
その大きさと、久々に男を受け入れた痛みで鈴森の顔は歪んだ。
「は、あっ……いや、抜いてっ……ゴム、つけてな……」
「うお、やっべ……肉厚おばさん生マンコやべえ、癖になりそ……」
ずるるる、と男根を引き抜いては勢いよく腰を叩きつけ、加藤は一方的な性行為を始めた。
「はっ、ああ!いっ、あっ……やだっ、抜いてえっ、ぬいっ……ん、はああっ!」
それでもなお、やめてほしいと懇願する鈴森だったが、加藤は聞く耳を持たない。
若い男の腰遣いは荒く、ただただ肉欲を発散するための動きだった。
「あ、おっ、ん、んおっ……ほ、おおおっ!んおっ、おっ!」
腰の動きに合わせて吐き出すだけの呼吸に、鈴森は口を抑えようとするがその手を加藤に押さえられてしまった。
「良い声だすじゃん!もっと仕事の時もさあ、そのくらい声出さないと!」
安いベッドの軋む音は激しく、性行為をしているということをまざまざと突き付けてくる。
「ごめ、なさ……あなた、ごめんなさっ……」
涙を零しながら夫へ謝罪を繰り返す鈴森に、加藤はゾクゾクと背筋に何かが駆け上がるのを感じた。
「うわ、やば。これ、背徳感ってやつかな?このまま出したらさらにやばそう……」
受精準備が整っている鈴森の中へ自分の精液を流し込み、そのまま夫の元へ返す。
それを想像するだけで、既に若干の精液が出ているのを加藤は気付いていなかった。
「鈴森さん、もう無理、出す」
激しさを増す行為は、それほど長くなかった。
長大な加藤の男根は鈴森の深くまで潜り込み、引きずり出すかのようにその中を抉る。
鈴森ももう意識が飛びそうだったが、なんとか持ちこたえているという状態だった。
「や、いや……外、外に出してっ……せめて、外、に……」
「いやあ、勿体ないから全部出しますよ。鈴森さんの中に……俺が種付けしてあげますから、旦那さんもいるんだし、安心して孕んでくださいね!」
「いやあっ……じゅせっ、い……いやあ!!」
身体を捩ってなんとか逃げ出そうという鈴森の身体を押しつぶすような体位で捕らえ、加藤はさらに腰を突き入れる。
「出しますよ!絶対妊娠させてやるからな!孕め、孕め!!」
「いやっ、加藤くん、やめて!かとうっ、く……はあっ、あっ、あぁぁあああぁぁあ!」
「ぐっ、出るっ……あ~出るっ……!」
鈴森の手首を掴んだままのしかかり、腰を深く突き入れて加藤は射精した。
勢いづいた精液が、蜜壺の中を満たしていく。
若く強い男根はなかなか射精が止まらず、しばらくそのままの形で蜜壺から精液が漏れるのを許さなかった。
「あ~……やば、今までのセックスで一番気持ちいい~……」
「あっ……あ、う……」
久々に身体の中を満たす精液の熱さに、鈴森も身体を震わせていた。
子宮が、身体が子種を求め、男根に吸い付いているのが自分でもわかる。
そんな状態の中、加藤が何度か腰を突き入れ、それからようやく引き抜いたところで、鈴森の意識は深い眠りへと落ちていった。
「きっと俺に似て可愛い子どもっすよ、鈴森さん……って、あれ。寝ちゃったか?」
幾度か身体を揺さぶっても起きない鈴森の身体に、この後加藤はもう数発中出しをした。
全て勿論深いところで射精し、確実に妊娠するように射精してから少しの間男根を入れっぱなしにしていた。
その後、鈴森はパート先からいなくなり、加藤もバイトの日数が減っていた。
二人によく似た男女をホテル街で見かけるとドラッグストアで噂になったのは、それから数か月後の話である。
(了)
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