文筆家の戯れ (Page 3)

「いやっ…だめ…ああ…」

「こんなにとろとろにして…もう少しでイけそうだったのに、可哀想ですね」

「あぅ…待って…はぁ、はぁ…っ…」

「僕の小説をオカズにしてたんですか？まだ途中だったので恥ずかしいです」

「ごめ…でも…時雨先生の本…好きだったの…お兄ちゃん、だなんて、知らなくて…っ…」

お兄ちゃんはちょっと驚いたような顔をして、それから優しく言った。

「そうでしたか。…続き、していいですよ」

「…え…？無理、できない…」

「どうして…？ココ、さっきみたいに弄ってごらん？」

「あ、あ―――」

膨らんで剥き出しになったクリトリスを弄られて、びくびく腰が揺れる。

イけそう、と思ったその時、お兄ちゃんはあっさり手を引いた。

「ほら、見ててあげますから」

ベッドに腰掛けたお兄ちゃんの目の前で、馬鹿みたいに大きく足を開き、夢中でおまんこを掻き回す。

…ちゅっ、ちゅく、じゅぷっ…

「すごい音…」

「…ぅ…やだ、も、そういうの…あんっ…」

恥ずかしいのに、自分一人でしている時よりずっと気持ちが良くて、手を止められない。

「ね、開いて中まで見せて？」

「ん…こう…？」

ぼんやりしながら、言われるまま両手でおまんこを開いて見せる。

…ぱくぅ…

「あはは、みっともない恰好。本当に広げて見せるなんて、はしたない子ですね」

「っ！だ、だって、お兄ちゃんが見せてって…」

「言われても普通はしませんよ？」

「…ぅう…」

…もうやだ、死にたい。

暴力は振るわないし、にこにこして口調も優しいのに、お兄ちゃんは思ったより意地悪だ。

「見られてるだけでどんどん濡れてきますね」

「いやぁ…もう、あっ…」

「ホントに、仕方のない変態さん…」

お兄ちゃんは思いついたように、ひんやりした指を根元まで私のおまんこに突っ込んだ。

「ああぁっ！」

そのまま指を曲げて、深いところをぐちゅぐちゅ擦られる。

「あ、ぁ、ヤバ…！あっ…！だめだめ、そこヤバい…！」

「ヤバい？どこがどうヤバいのか、教えて？」

そう言って、お兄ちゃんは私がびくびくする奥の上側をしつこく弄り続けた。

「ふ…ぅあ…あっ…全部…ホントに…ヤバいの、ああ、あっ…！」

「うーん…ヤバいのは貴方の語彙力かもしれませんよ」

ゴイリョクって何だろうとか、若干馬鹿にされたっぽいとか、そんなのはどうでも良くなるくらい気持ちいい。

「あー…あぁ…！んぅ…もう無理、むり、漏れちゃっ…ああヤバいぃ…！」

「それは困ります」

「…あぁ…」