キャンプは、マンネリカップルの野生を呼び起こす。 (Page 2)

由香は、顔を手で押さえて必死で耐えていた。

由香は、自然と足が開き幸次の愛撫を受けやすいような姿勢になっていた。

由香は、耐えきれずに、消え入るような声で

「上に乗って、でも激しくしないで」

幸次は、耳元で

「わかった、時間はたっぷりあるから。優しくゆっくりするよ」

幸次は、ゆっくりと攻めた。

由香は、声を出さないようにタオルを口にあてていた。

さすがに上半身裸にすることは躊躇した幸次は無言で服の上から愛撫した。

由香のスエットとショーツを剥ぎ取り、幸次もパンツを脱いで由香に入ろうとすると、由香が、

「今日、危ない日だけど。するとは思わなかったから準備してないけどいいの?」

「構わないよ。明日、役所に行って婚姻届けを出して、明後日両親に挨拶に行けばセーフだろ?」

それに対して由香は、

「若干、順序が逆だけど誤差範囲か」

と言って、幸次を受け入れた。

幸次は、ゆっくりと由香の中に入っていった。

ゆっくりと味わいながら出し入れした。

すると、由香が

「地面が痛い。」

「じゃ、変わろうか。」

今度は、由香が上になって行為をおこなった。

二人は、暗闇の中、無言で快楽に全神経を集中して行為を続けた。

由香は、絶頂期を迎えて、手をつっぱった。

それに合わせて幸次も由香の中に射精した。

由香のマンコは、一滴も逃すまいと絞るとるように収縮を繰り返した。

そのまま、幸次の上に倒れ込み、そのままの体勢で余韻を楽しんだ。

 

しばらくして、由香は幸次に聞いた。

「さっきのは、プロポーズなの?」

「うん、ちょっと状況がわるかったかな。ごめん」

由香は、幸次から降りて寄り添い、そのまま眠りについた。

 

翌朝、朝食を終えると直ぐに役所へ車を走らせた。

役所の前で、由香は幸次に確認した。

「昨日の夜、言ったことは本気だったんだ。」

「もちろんさ。プロポーズのタイミングがつかめなくて、あの状況になってしまった。デリカシーが無くてごめん。」

改めて幸次は言った。

「由香さん、私と結婚してください。」

「わかりました。よろしくお願いします。ただし条件が一つ、今からラブホテルに行って気兼ねなく愛しあいたいの。」

「俺も同じ気分、野獣になって由香を犯したい。」

幸次は、車を走らせラブホテルに向かった。

幸次と由香は、ホテルに入ると直ぐにすべてを脱ぎ捨てて激しく抱き合った。

喘ぎ声をあげながら抱かれ、お互いの名前を呼びあい何度も果てた。

快楽のために、そして子作りのために。

(了)

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