筆下ろしは幼馴染み?! (Page 4)
「博孝!焦らないで!優しくして!」
「お姉ちゃん!僕、もう我慢できないよ!!」
「『お姉ちゃん』は禁止よ!『恵理』よ!!」
「恵理ーっ!!」
博孝は私の膝をつかみ、力強く脚を開かせると、博孝のいきり立った肉棒を、私の濡れた蜜壺へと、一気に突き入れた。
「あ!あぁっ!」
「うっ!恵理!気持ちいい!」
博孝は激しく腰を振った。その間も、私の乳首を攻めるのは止めなかった。私の膣も、快感に震えている。そして、それによって博孝の肉棒が締め付けられていく。
「うっく!うっく!恵理、締まりがいいよ!気持ちいい!!」
「博孝、何であなたはそんなに上手いの?」
「ただ必死にやってるだけだよ!!」
パン!パン!パン!と、いやらしい音が、部屋に木霊する。
「いく!いく!いく!」
「私もいきそうよ!」
「一緒にいこう!」
「うん!あっ!いくっ!」
「うっく!いく!出る!恵理、中で出していい?」
「え?え?え?え?」
「あーーーっ!ダメだ!いくーっ!お姉ちゃーん!!」
結局、私は博孝に中出しされた。一瞬は、ゴムをつければ良かったと思ったが、まあ、いいや。もし妊娠しても、博孝の子どもだもの。あの、可愛い『坊や』だった博孝の…
それから半年が経っただろうか?博孝の隣には、もう美佐さんは並んで歩いていなかった。そう、博孝は美佐さんにフラれたのだ。もちろん、博孝のセックスが下手だったからではない。男女には色々とあるものだ。いやぁ、恋愛って難しいねぇ~。
一方の私は、平日は仕事で忙殺され、休みは家事や休息で、恋愛どころじゃない。あ~あ、女子力も落ちただろうなぁ…
ピロピロピロ♪
携帯が鳴った。博孝からだ。
「お姉ちゃん、今、暇?」
「おいおい、今度は何を企んでるんだ?」
「僕、早々に第一希望の海山物産から内々定をもらっちゃって」
「あ、そうか。大学3年生は就活の時期だもんね?」
「それでね?…」
「…何よ?…」
「恵理姉ちゃん!プロポーズします!僕が大学を卒業したら、結婚してください!!」
「はぁ?!」
「僕は真剣です!知ってると思うけど、海山物産は、地元の超優良企業です!頑張って働きます!だから、結婚…というか、まずは婚約しましょう!!」
何なんだ?この展開は…。でも、お互いに幼い頃からよく知っている仲、しかも身体の相性まで…
「はい!ふつつか者ですが、よろしくお願いします!」
「やったー!恵理!愛してるーっ!!」
私は思わず「ふふっ」と笑い、そして嬉し涙を流していた。
(了)
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