義母との秘密 (Page 2)

妻の母に欲情するなんて、安いポルノじゃあるまいし。
大和は自分の中でもやもやと湧き起こる欲望を押さえつけるように自分に言い聞かせた。

考えてみれば唯も自分も仕事が忙しく、セックスは久しくしていない。
唯も自分もまだ子供を望んでいないし、仕事に集中して疲れると互いにそんな気力もなくなってしまっていた。
唯が出張に出た3日前から考えると、仕事に追われて自慰もしていなかった。

溜まってるんだな、だからこんなことを考えてしまう。
大和は頭を振って、風呂場に向かった。
何から何まで義母にしてもらっていたので、せめて風呂の準備をと思ったが浴室を見るとすでに湯がわいていた。

浴室は湿気のせいか甘くて優しい匂いがして、また頭がくらっとする。

「大和さん?」

「あっ…はい」

慌てて大和が振り返ると、脱衣所の入り口に祥子が立っていた。

「お風呂も準備できてるから…」

言いかけた祥子が、気まずそうに顔を真っ赤にする。
その視線を追うと、自分の股間を凝視していることに気付いた。
大和のペニスは服の上からでもわかるほど大きく勃起していたのだ。

「あ、いや、違うんですこれは…」

溜まっている、疲れているところに、満腹で癒され、そして目の前には極上の女体がある。
条件が揃い過ぎている。しかし義理とはいえ母である女性に欲情するのはいかにも情けなく申し訳なかった。

「…唯とは、うまくいってる…?」

困ったような声で、祥子は尋ねた。

「え、あ、はいもちろん、その…」

動揺を押し殺そうとするものの、答える大和はしどろもどろだ。
視線を下に逸らせて、義母は話し続けた。

「あの子、仕事のこととなるとすぐ夢中になって、大和さんを構えないこともあるかもしれないんだけど…浮気なんかはしないであげてね」

「はい、それはもう…唯以外の女性となんて考えることはありません…って、これじゃぁ説得力ないですけど」

情けない声で、大和は答えた。
もちろん本心だが、さらに奥にある本音を言えば性的な意味では妻より目の前の義母の方が圧倒的に好みだ。華奢で活発、明るくて賢い唯は本当に魅力的だが、性的な意味でだけ考えると、たっぷりとした肉付きの豊満な義母のおっとりした笑顔は性的にそそるものがある。

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