はじまりは淫夢 (Page 2)
「や、やめてぇ!」
「あらぁーあらあら。いいじゃないの。夢の中で好きな人いないって言っていたでしょ。私で経験積んでおけばいいじゃない」
「やだぁ!」
口では嫌だといっても、淫夢のせいで雅夫のペニスは十分すぎるほど勃起しているわ。
「あらー雅夫のかわいいペニスも私に咥えてほしくてウズウズしているわねぇ」
「や、やだぁ!」
「やだやだ言っているけど、ここは嫌じゃなさそうよ」
笑って息を吹きかけてあげれば、フルフルと反応するペニス。
「放っておいてよ」
「ダメダメ。こんな状態のペニスを放っておくなんて、サキュバスの名が廃るわ」
「廃っていいじゃないかぁ」
「お腹減っているんだから、いい加減にしてちょうだい」
「そんなのリーンの都合だろ!」
「そうよ」
「勝手すぎる!」
「当たり前じゃない。サキュバスが人の言うことなんて聞くわけないでしょ!」
ううう、と泣き出す雅夫のことは放っておいて、パクっと咥えた。
口淫も初めてだろうから、とにかく気持ち良さだけ覚えてもらって強請らせないとね!
「はぁ、やぁ、これぇ」
雅夫は素直ね。
すぐに気持ち良いことを伝えてくるところが気に入ったわ。
「ちんちんが、気持ちいい……」
そう言いながら我慢できなくなったのか私の口に腰をぶつけようと揺れ始める。
ガクガクと揺れながら私の喉の奥に雅夫のペニスがぶつけられる。
「はぁ、はぁ……気持ちいい、気持ちいい、リーン、気持ちいいよぉ」
名前を呼んだことにニンマリと笑みを浮かべたところでビュルルルと口内に出された。
濃くて美味しい。
「あ……」
口の中で味わっていると雅夫が呆けた顔をしていた。
「ご、ごめん」
謝る必要なんてないのに、困った顔をしている雅夫に口を開けて見せてあげる。
これがあなたの出した精液だとしっかり見せつけた後、飲みこむ。
ゴクン、とわざとらしい音が響いた後、舌を出して口端を舐めて見せれば雅夫のペニスが反応していた。
若くて初めて知った快感に従順。
最高な人間だわ、と下腹が疼く。
「リ、リーンあの」
「雅夫、気持ち良かった?」
「うん」
「私も美味しくて良かった」
「そ、そう……」
「でもねぇ、ここがもっと、もっとって疼くの」
下腹をわざと撫でまわせば、今度は雅夫の喉が鳴る。
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