捕食者 (Page 6)
「濡れているな」
そこは大洪水という表現がぴったりなほど、ビチャビチャで雌の匂いが坂木の所まで届く。
栞の陰毛は形を整えてはいたが、毛の量は多かった。坂木は隠れているクリトリスを探すように指で陰毛を掻きわける。
愛液に濡れた陰毛の感触を坂木は気持ち悪いとは思わず、ただひたすら興奮した。
ザリザリ、ヌメヌメその感触をたっぷり楽しみながら坂木は指を這わせる。進んだ先は誰にも荒らされていない場所がある。
そこからはとどめなく愛液が溢れ続け、坂木の手もグショグショになっていく。
誰の侵入も許していない膣口は坂木の指に反応し、震えていた。
小陰唇に指を当て、何度も前後させれば栞は坂木の体に頭をこすりつけ、ひ、ひ、と引き攣るような呼吸を繰り返しあっけなく達した。
達した体に指を挟ませたままでいれば、膣口がその指を愛撫するように、うごめくのがわかった。
「欲しいか」
坂木がひくつく膣口に指の第一関節まで沈めて尋ねれば、栞は何度も頷いて欲しいと懇願する。
「俺もいれたいよ。お前の可愛い穴に俺のをぶち込みたい」
「い、れて」
息も絶え絶え、そんな様子の栞の背を撫で、坂木は耐えるように言う。
「先生、無理。ねぇ、中に、中にちょうだい」
そう訴える栞を無視して坂木は片付けた机の上に手をつかせる。
「先生?」
「スカート汚れないように持っとけ」
そう命じて、坂木はスカートの後ろをまくり上げた。
想像していたよりもむちっとした尻を見ながら坂木はベルトを外し、ジッパーを下げ前を寛げた。
パンパンに張りつめているトランクスは、栞同様濡れていた。
ボロリと中から取り出し、十分すぎるほどの硬度を持ったペニスで尻に触れる。
ヌト、と尻に粘液が付着する。スベスベとした感触の尻と粘液によって濡れた場所の淫靡なコントラストに坂木は満足に微笑み、尻を割った。
割った先には震えるアヌスがあった。そこを晒すように尻たぶを両手で開けば栞から抗議の声があがる。
「先生、やだ、そこ、汚い」
だが、坂木は言うことなど聞かない。
「ここも穴だな。しかも、生でできる」
笑って言えば、栞は取り乱すように声をあげた。
「うるさい。バレたらお互い困るだろ」
そう言って、尻を叩く。その瞬間、栞は黙った。
ムニムニと尻の感触を確かめ、アヌスを広げて見る坂木に栞はずっと息を殺していた。
机に突っ伏し、耐えるようにそろりと息を吐く様子を視界に納め、坂木は満足したように、もう一度尻を叩く。
くつくつと笑い声を立て、坂木は取り出したペニスをゆっくりとアヌスの方へ持って行く。
ガタガタと震える割開いた尻の間にゆっくりとペニスを押し当て、一度揺らす。
そのままアヌスにいれられると覚悟した栞の予想を裏切り、ペニスはそのまま足の間へと飲み込まれていく。
驚いて栞は坂木の方を一度見たが、腰を動かした坂木につられて自分の足の間を見つめた。
足の間に坂木のペニスが覗く様子に栞は思わず手を伸ばし、亀頭の部分をつついた。
「やめろ」
動かす前に射精してはたまらないと、坂木が制すれば栞は大人しく机に突っ伏す体勢になる。
そのまま体を前後させればぬちぬちといやらしい音が鳴った。
坂木は栞の背中に体を押し付け、右手で腰を掴み、上着をまくり左手で胸を揉みしごく。
パンティと揃えているらしいブラジャーのレースは硬く、上質なものとは思えなかったがそれが余計に興奮させた。
手に馴染む張りのある乳房。その胸の先でつつましい乳首が硬くなっている。乳首を掴み、コリコリと指で可愛がれば、栞からは甘い声があがる。
「せ、先生」
は、は、と息を弾ませ強請るように坂木を見ようと体を動かすが、坂木はそれを許さず、背中に唇を当てる。
着衣のままだから背中を舐めることできないことを残念に思うが、はむ、と歯を当てる。すると、面白いほど、栞の体は跳ねた。
左胸ばかり可愛がっているせいでもどかしいのか、栞が自分の手を胸に持っていこうとすることに気付いた。
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