捕食者 (Page 7)
「なんだ、右も触ってほしいのか」
坂木の言葉で膣口がわななき、栞がまた感じたことがはっきりとわかり坂木の口端がつり上がる。
「触ってやる」
言うが早いか、坂木は左乳房から手を移動させる。その際、腕で左の乳首を押し潰すようにして右の乳首を摘まめば、栞からは嬌声があがった。
体を密着させたことで栞の尻が坂木の臍の下でタプタプと揺れ、坂木は腰を掴んでいた手でペチペチと尻を叩いた。
さきほど同様、痛みを感じない程度のものだったが、尻を刺激され栞の背が弓なりに反る。あ、あ、あと口からひっきりなしに言葉を発し体を支えるために置いていた腕が伸びていく。
そして何かを掴むように指が開いたかと思えば、震わせながら拳を握った。
「イったのか」
体を伸ばし、栞の耳元で囁けばそれすらたまらないと体を跳ねさせる。
坂木のペニスは自身の先ばしりと栞の愛液でドロドロだった。達して力の抜けた栞の腰を今度は両手で掴み、ぐ、と力を入れる。
「せんせぇ?」
ハフハフと荒げた息が整う前に、さっきよりも激しく腰を打ちつける。尻たぶが揺れ、パンパンと鳴る音に合わせて「あ、あん、あん」と気持ち良さそうな声が重なったところで栞が振り向いた。
「先生、キスして」
濡れた目で願うその姿に、坂木はドプリと大量の精液を放ちながら、唇を重ねた。
しばらく栞の背の上で息を整え、その後ゆっくりと体を離せば栞と坂木の間は粘液で出来た糸で繋がっている。
「あー・・・」
酷いな、と坂木が言いながら離れて行き糸がプツリと切れて、ペタリと栞の太腿に張り付く。
その様子を可笑しそうに栞は笑いその後、自分の太腿の上で互いの体液を混ぜるように指を動かした。
「先生と私のが混ざっている」
自分の言葉に酔い恍惚とした表情になり、坂木のペニスに指で触れる。ぴく、と動いた様子に可愛いと呟き小さく舌を出した。
「先生の」
その先を言うことなく、ペニスの先に触れる舌先。おそるおそるといった様子だったが、徐々に大胆に変わる。
「どんな味だ?」
ん? と坂木は声をかけ、栞の頬に手をやれば上目遣いの目が光った。ゆっくりと弧を描くように、形を変えていく様に悪くない事が読みとれた。
「不思議な味だけど、嬉しい」
美味しいとは言わず、嬉しい。その表現に坂木の手が頬を何度も撫でた。
「手で竿を支えて」
坂木の注文に栞は従う。従順なその姿に坂木のペニスが感じるように、動く。
「こう?」
不慣れだから不安げな表情を浮かべ次の指示を待つ。
「そのまま、鈴口・・・あぁ、このクパクパとしている所に口付けて」
坂木の言う通り、小さく口を開き鈴口にそっと唇を寄せる。その淫靡な姿に鈴口から新たな滴が浮かび上がる。
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