H好きの嬢が彼女になりました (Page 2)

 
 俺の獣のような腰の動きの中で彼女が頭の位置を調整したのか、喉奥に亀頭が入り込んだ。
 彩奈のダークブラウンの瞳がとろりと潤み、涎が溢れる口端が僅かに上がる。
 じゅじゅじゅっと音を立てて吸引されると、吸い出されるようにこぽりと何かが溢れた。
 ビリビリとした痺れが頭の芯まで届く。
 
 もう、限界だ。
「あ、彩、な。出る」
「っ! んばあっ!」

 俺が呻くと同時に、彼女は頭を引いて口を離した。
 そして、我慢汁と彼女の涎でどろどろになった肉茎を細い指で素早く扱く。
 
「う、うあっ! ちょーー」
「出して! 出してえ! あーん」
 彩奈が口を大きく開き、肉茎を握った腕を激しく動かした。
 ヌルヌルの汁のおかげで、敏感な肉棒を擦る柔らかい指と掌の感触がダイレクトに響く。
 限界まで圧力の上がった雄汁に、膝がぶるぶると震えた。

びゅぴゅっ、びゅるる、びゅびゅびゅびゅびゅびゅるるるるっ!

「んひゃあっ!」
 半固形状の白濁液が噴き出し、彩奈の唇や赤らんだ頰を汚した。
 うっとりとした瞳がぬるりと蠢き、口角が僅かに上がると、肉茎を握った手にぎゅっと力が入る。
 
 ザーメンの吹き出す方向が変わり、鼻筋や目、眉や額、頰や耳にまで汁が飛び散った。
「あ、彩奈っ? ちょ、待って、顔にーー」
「んんんっ! いっぱいかけてえ」

 彼女は懇願するように叫び、まだ白濁液を漏らす先端を顔に擦りつけた。
 敏感な亀頭に柔らかな頰があたり、ゾクゾクとした痺れが腰から足先へ駆け抜ける。
 
「ん、ちょ、出したばかりだからっ」
「ははっ、可愛い。んん、んちゅちゅっ」

 くすぐったがる俺を見て、彼女は調子に乗ったらしく、ふにゃりと縮み始めた陰茎を吸い込んで音を立てて吸い始めた。
 顔中ザーメン塗れのままお掃除フェラをしてくれる彼女の姿に、また下半身へと血が集まってくる。
 
「ん? んんっ! おっきふなっふぃひはっ!」
 彩奈が目を線のように細くして呻く。
 
「口に入れながら喋らないで」
「んんん、んちゅ。あっくん、またおっきくなってきたよっ! あやのお口、気持ちい?」
「あ、ああ、凄く。……その顔も凄くエロいし」
「え? あ、ああ。……えへへ。ぬるぬるう。んちゅ」

 彩奈はハッとしたように自分の顔を指で拭い、その指を口に含んだ。
 そして、自分の指を美味しそうに舐め、熱い吐息を漏らす。
 
「んふふ、ん。はあ、……あっくんの匂いいっぱい」
 彼女はそう囁き、うっとりと瞳を蕩けさせた。

*****

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