ジャックと私の同棲生活 (Page 4)
「や……!」
奥まで一気に突き刺さる。太い。人間とは異なる感触。
「うっ……!」
ジャックは激しく腰を動かしている。動くたびに彼の体毛が肌をくすぐる。
友人は足を組んでソファに座り、愉しそうにこちらを見下ろしていた。
「んあっ、あっ、はっ」
「犬同士の交尾みたいだね。犬にガンガン突かれて喘いじゃって」
「やああ、あっ、あああっ!!」
ぐっぽぐっぽと体液が混ざり合う音が聞こえる。
ジャックの息も荒い。私、今、犬に抱かれているんだ。人間なのに。
「ああっ!!え、なに……っぐ!!」
挿入されているものの根元が膨らみ、入口を押し開かれ、痛みを感じた。
「亀頭球だよ。犬はメスの膣からペニスが抜けないように、根元が瘤みたいに膨らむんだ」
「やああ、くるしっ、あああっ!!」
「苦しいだけには見えないけど?」
「やあっ、あああっ、あああああ……!」
「ほらイッた」
私が達しても、当然ながらジャックはピストンを止めてくれない。
息を整える間もなく、刺激を与えられ続ける。
「やだっ、ジャック、まって、ああああっ!!」
やがてジャックの動きが止まった。
「犬はね、交尾が上手くいったら十分から二十分くらい繋がったままなんだ。その間に長い時間をかけて射精するんだよ」
友人は、びくびく痙攣する私の尻を撫でた。そのわずかな刺激さえも快楽として受け取り、私はまたきゅうううとジャックのものを搾り取るように締め付けてしまう。
どくどくと、ジャックがメスである私を妊娠させようと子種を注ぎ込んでくる。
後ろへ手を伸ばし、私は彼のふさふさの毛並みを何度も撫でた。
(了)
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