ジャックと私の同棲生活 (Page 2)

 彼の舌は、私の胸の突起のすぐ上を掠めた。

 一度では舐めきれず、もう一度彼の舌が伸びる。

 その舌が、今度は私の乳首をしっかりと捉えた。

「あっ……!」

 思わず手に力が入り、ぐしゃりとカップを潰してしまい、またぼたぼたとアイスが零れる。

 冷たいアイスが乳首を濡らす。

 ジャックは何度も何度もそこを舐めた。

「ああっ、んっ、ジャック、だめえ……っ!」

 力が入らず、ジャックの愛撫を受け入れることしかできない。

 耐えきれずに背中をソファに倒すと、ジャックは私の上にのしかかって尚も乳房を味わった。

 ぷっくりと尖った胸の先端を、ジャックの舌が上下に往復する。

「やあ、はあ、ジャック……っ!」

 ジャックはぱっと顔を上げ、すんすんと鼻を鳴らした。

 解放されたと思ったのも束の間、ジャックの鼻先は私のへそ、下腹部を通り、茂みの前で止まった。先ほどよりも激しく、そこで彼は鼻を鳴らしている。

「ジャック、だめ、そこは……あああ……っ!」

 ジャックの吸い付くように柔らかな舌がそこをべろりと舐めた。

 ここにはアイスは垂れていないのに、ジャックは顔を離そうとしない。

 彼は今まで私が身体を重ねてきた誰よりも執拗な舌技で私を責め立てた。

「あう、ジャック、はああっ、ああ……!」

 ジャックは友達の大切なペットなのに。このままじゃ、私、イカされちゃう……!

 ぐいぐいとジャックの身体を押して抵抗するけれど、快感に蕩かされて力の入らない私よりも、体重四十キロのジャックの方がずっと力が強かった。

「ああん、ジャック、だめえ……っ!」

 ジャックは舌を私の蜜壺の中へと差し込もうとする勢いだ。敏感な突起も、ぬるぬるの膣内も、すべて彼に貪り尽くされてしまう。

「やあ、ジャック、やあっ、ああああっ!!」

 激しく身体が弾む。

 私が達してからも、ジャックはぺろぺろと私の身体中を舐めていた。

 その日から、ジャックと私は秘密を共有するようになった。

 お風呂上がり、私は下着やパジャマを身につけずにタオルを一枚巻いただけの姿でリビングへ戻ってくる。

 ジャックがそのタオルを咥えて引っ張ると、それは始まる。

 ジャックと暮らす間、彼は私の恋人のようだった。

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