遠い国からやってきた褐色の少女 (Page 5)

「ア、あ゛ーッッ♡♡シ、ぬ゛…ッシんじゃ、あああ゛ァッ!!」
「おら、いけ、さあ、いけ!」

 俺は乱れに乱れまくっているフェリパの姿に暗い欲望がかき立てられるのを感じていた。
 それは、彼女の中に全て精液を吐き出したい。
 そんなどうしようもない欲求だった。

(初めて会った、どこの馬の骨かも分からない女、しかも外人の女に……)

 我ながらあまりにイカレきった考えに呆れてしまう。
 ただ、それもこれもこの女――フェリパ――がエロすぎるから仕方ない。
 そんな風に現実逃避しながら、いっそう強く腰を振った。

「イ、くッイッちゃ、ア゛あッ! や゛ッイッ…ッッ」
「俺も、そろそろ、いくっ!」

 それでも最後の正気で、俺は腰をフェリパから離そうとした。
 だが、彼女の両足はがっちりと俺の腰に回され、固定されている。
 いわゆる蟹挟みの状態である。

「どうなっても知らないからな……、出すぞ、フェリパ」
「イイヨ、ユータロー。ユータローのをワタシのナカにダシてっ!」

 俺はその言葉に導かれるように、フェリパの膣内に精子を吐き出していた。
 やってしまったという思いよりも、目の前の美しい女の子が愛おしくて再び口付けを交わす。

「フェリパのお腹のナカ、ユータローでいっぱいだネ」

 フェリパの股からは俺が吐き出した白濁液が溢れて零れていた。
 それがとても淫靡だった。

「せっかくのユータローのがこぼれちゃうヨ……」
「じゃあ、栓をしてやるよ」

 俺はまだまだ屹立したままのペニスを、フェリパの淫らな穴に押し込んでやった。

「アンッ! ユータロー、まだまだゲンキなんだねッ!」
「フェリパがあんまりにも良い女だからな」
「うれしい! つぎはワタシがうえになるヨ!」

 そう言って騎乗位の態勢になったフェリペの腰使いはもの凄かった。
 流石サンバの国だけあって腰だけが独立して動いていた。
 これが日本人だと体全体を使うのだが、本当に腰だけだった。

「フェリパ、初めてなんだよな?」
「そうだよ、ダンスみたいで、たのしーネ」

 思わず確認をとってしまうほど手慣れていた。
 確かに、ダンスの応用と考えれば不思議ではない。
 しかし、前後左右の激しい腰振りだけではなく、亀頭が膣奥の子宮口にゴリゴリと当たるのは本当にヤバイ。

「ンッ! ユータロー、アッ! アンッ、イッ」
「フェリパ、もう無理、まだ出る」

 今日が初めてのセックスのはずなのに、あっさりと主導権を奪われてしまった。
 ただ、どうやら彼女も相当に気持ちいいらしい。
 俺はただただ、目の前で揺れるすいかのような乳房を眺めたまま、なされるがままだった。
  

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