間男の後に (Page 4)
「俺が最初にブチ抜いて広げた穴なんだから俺の形が一番しっくりくるに決まってるだろ」
パン、と一度突いてやれば喘ぎ声が部屋に響く。
「何度他の男に形を変えてもらおうったって無駄だろ。お前のマンコは俺の形に戻りたくてキュウキュウ吸いついてくる」
笑いながらもう一度パンと腰をぶつけてやればまた啼き声が聞こえる。
「ほら、お前も気持ちいいんだろ? 離したくないって穴の奥が言ってぞ」
俺の言葉には何も返さず瑞希は体を揺らす。
体が疼くのも本当だろうが、もしかしたら俺以外の男を探しているのかもしれない。
俺ではない、誰か。
それなのに、試しては違うと俺の体を欲しがるんだ。
「お前だけが人に言えるような世界に行こうなんざ、無理な話だろ、許せるわけないだろ?」
言いながらパンパンと腰をぶつけてやる。
最初に誘ったのは瑞希だった。
躊躇う俺の手を引き、チンポをしゃぶってきてそのまま乗っかって来た。
その後はなし崩しで爛れた関係が続いている。
「俺を引き摺りこんだのは、そっちだってのを忘れてもらったら困る」
ググ、と腰を押し付けて何度も奥に押し込むように体を密着させれば唇からはダラダラとヨダレが零れる。
「善すぎて飛びそうか。中が痙攣してビクビクしてるぞ」
俺の声が届いているのかどうか分からないが、腰を回してやればグチャグチャとやらしい音がする。
「すげぇ泡だってるぞ。感じまくってんだろ? ほら、ここも寂しそうだから触ってやるよ」
クリトリスをキュと摘まんでやれば瑞希の唇から言葉にならない音が漏れ出す。
「たくさん弄ってもらえて体も悦んでるだろ……お、なんか出てきたぞ」
プシ、と小さく噴き出す潮をそのままに腰を回してやれば量が増えて行く。
プシャ、と激しく噴き出した潮は俺にかかる。
「あ、あぁ、ああ、あん」
ガクガクと揺れる体はまだ快感を拾っているのだろう。
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