泣き虫な幼馴染みは処女なのにとっても積極的だった件 (Page 11)

「あっ……、いっ!」

 急に差し込まれていたがる勝子。
 どうやら指一本ですらきつく感じるらしい。
 スポーツをやっている女子には珍しく、どうやら綺麗に処女膜が残っているらしい。
 肉ひだを撫でて、少しずつほぐしてやるが、どうやらこのままでは埒があかなそうだった。
 でも、勝子の言葉は意外なものだった。

「光正、もう入れていいよ」
「もう少しほぐさないと、痛いと思うぜ。多分、そんなに溢れるほど濡れてないし……」
「でも、いいの、光正に一生消えない痛みを感じさせて欲しいの……」
「勝子……。わかった」

 オレはベッドサイドに置いていたゴムを取ると、手早く装着する。

「あっ……。用意してたの? ……誰のために?」
「べ、別に良いだろ……」

 思わずクローゼットに視線を流してしまう。
 まったく物音も立てていないが、どんな気持ちでいるのだろうか。
 俺がよそ見をしていることに気が付いたのか、勝子はギュッと自分の方に顔を向けさせた。

「今は私を見て……。それに、私も……ゴムなしで良かったのに……」

 こないだのようなイレギュラーならいざ知らず、流石に家でやっていて生は拙い。
 そのくらいの判断力はオレにもある。
 しかし、このまま入れてしまって大丈夫なのだろうか。
 オレは流石に不安になってきた。

「いいよ、光正、きて……」

 そんなオレの気持ちを読んだように、勝子はオレの分身を自分の扉へと誘導した。
 そんなお膳立てに従って、オレはゆっくりと勝子の中へと侵入していった。

「あっ……ぁ、ああああああっっ! あっ! ああぅ。ぐぅっ!」

 断末魔のような悲鳴が勝子から上がった。
 それでもこれは終わりではない。
 オレの肉の矛はまだ勝子の内側の盾を突破していない。
 メリメリと鈍く肉をちぎる音が聞こえてきた。
 
「み、みつ、まざぁ、い、いだ、いだぁぁんっ!」

 勝子が痛みを訴えるが、ここまで来て止まれるはずはない。
 オレは腰を押し込むようにして、勝子の処女膜を突き破った。

「あああああああぁーっ!! あ……あぁっ」

 勝子は涙を流しながら、一際大きな悲鳴を上げた。
 それと共に、勝子の股から鮮血が零れでている。
 しばらく腰の動きを止め、痛みが馴染むまで動かないでいた。
 肉襞が徐々にゴムで覆われたオレの分身に絡みつき始める。
 それと同時に、勝子の前身から少しずつ緊張感が抜けていった。
 オレはその変化に合わせるようにゆっくりと腰を振り始めた。

「んっううんっ! んーっ! あっはっーあっ! あぅ、えぅ!」

 初めは体を突っ張らせていた勝子も、オレの背中に両手を回し。ギュッと抱きしめていた。
 両足を俺の足に絡ませ、ぴったりと体をくっつけるような姿勢だった。
 おれは、段々と気持ちよくなっている勝子の顔を見ながら腰を振り続けた。
 先ほどまでは痛そうな悲鳴だったものが、甘い喘ぎ声へと変わっている。

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