お兄ちゃんと遊ぼう (Page 5)
「!…ぁ…あ…っ…うぁ、痛っ…」
お尻の刺激で一回り大きくなったペニスが、またリングに締め付けられたみたいで、気持ちいいのと痛いのの間で戸惑っているお兄ちゃんの顔は、最高に色っぽい。
「ね…私とお姉ちゃん、どっちのおまんこが良い?」
「…っ…加奈…加奈の方が…キツいし…ねっとりして…は、んっ…」
「ホント?うれしー…もっかいちゅーして…」
「ん…」
濡れた舌が絡み合い、くちゅくちゅとえっちな音がして、飲み込み切れない唾液が垂れる。
「あっ…あぁっ…あっ、あんっ…!」
「はぁ、はぁっ…加奈、あ、イっ…」
「あんっ…何?痛い?イきそう?」
優しく聞いてあげたのに、お兄ちゃんはただ荒く息をつきながら曖昧に首を振っただけだった。
「…んんっ…ヤバ…あ、そこ好きぃ…もっと…!」
夢中で腰を振っているうちに私も子宮が降りてきて、コツコツ亀頭が奥を突く感覚が堪らなく気持ち良くなる。
「…あー…はぁ、んっ…イきそ…あっ…!」
「…ぁぅ…痛っ…ちょ、待てって…ほんとに…」
「あぁっ…あっ…私…イっちゃう…!お兄ちゃぁん、大好きっ…!」
「あ…!」
「ふあぁぁっ…!」
私はお兄ちゃんに抱き着いて、しばらく余韻に浸った。
ゆっくり腰を上げて、名残惜しくペニスを抜く。
イけなかったお兄ちゃんのペニスは愛液でてらてら光り、赤黒くうっ血して、ビクビクと震えていた。
「…可哀想なお兄ちゃん…じんじんして痛い?」
「や、ぅ…触るな…って…」
「ダメになる前には外してあげるから、もっかいだけ、ね?」
「…っ…」
もう一度ペニスを根元までくわえこむ。
お兄ちゃんの額には大粒の汗が浮かんで、ゆっくりと顎の方に流れていった。
その週末は、ほとんど寝かさないでお兄ちゃんと遊んだ。
最初は時々反抗してくることもあったけど、拒んだ時のキツいお仕置きが答えたのかお兄ちゃんはだんだん素直になって、パパとママが帰ってくる頃には自分から進んでセルフフェラを披露してくれるくらい従順になった。
半年後。
「宏樹―、加奈―?ただいまー…」
久々に実家に帰ってきたお姉ちゃんは、私の部屋のドアを開けるなり持っていたケーキ屋さんの箱を落とした。
「お姉ちゃんお帰りー!あっ、扇屋のシュークリーム?私それ大好き!」
「…えっ…加奈…?宏樹…?」
「お兄ちゃんも好きだったよね?…って、ご奉仕に夢中で聞いてないかぁ」
私が頭を撫でてあげると、全裸で四つん這いになっておまんこを舐めていたお兄ちゃんは、嬉しそうにお尻に突っ込まれた尻尾を振った。
「…お姉ちゃん」
「!」
ビクリ、とお姉ちゃんの肩が震える。
「…ねえ、お姉ちゃんも、一緒に遊ぼ?」
お姉ちゃんが旦那さんとの平凡なエッチに不満を抱えていることはリサーチ済み。
今更「普通」なんかで、満足できるわけがない。
だって私達3人は、血の繋がったきょうだいなんだから。
(了)
リアル
リアルでぞくぞくする描写だけど愛がもう少し織り込まれていたらもっと良いなぁって思いました。
個人的感想ですみません。
徒然に さん 2020年8月6日