オンナ絡みの揉め事、解決します。 (Page 3)
要は、別室スワップの部屋に入ると既に30代で細マッチョの男・Bが待ち構えていて「オレも混ざるから、ヨロシクね。奥さん!」と言って、いきなり全裸になって自分の怒張してきたチンコを口に入れてきたのだとか。
「あぐぅふぅ、いやぁ~」
と叫ぶも、即フェラの最中にAに全裸にされていた恭子はろくに抵抗もできずにいたのだった。
「約束が違います。帰してください!」
「同意の上のプレイだからダメだよ。旦那さんも、今頃はウチの女房の古マンにねじ込んでよがってると思うよ」
実際の仮谷はその頃、A夫人との不貞行為にドキドキしていたが、彼女の「じゃぁ、しょうがない。はじめるかぁ」という独り言で「勝手が違う!」と冷めてきたらしい。
それでも、自分だけシャワーを浴びせられて「よいしょっと」という声とともの手コキをスタートされると、萎えたはずのチンコが元気にはなってきたのであった
言を決して、
「そちらも脱いで、オマンコとかオッパイを悪戯させてくださいよぉ」
と、リクエストすると、A夫人は慣れた感じで、
「気持ち良くさせる自信があるならドーゾ。舐めるだけね。それ以上ヤッたら金とるよ」。
それからA夫人は空いている方の手で紫のパンティを剥ぎ取って、自分が上になってシックス・ナインへ。
「汚いし臭うな」と思いながらも欲望に負けた仮谷は、それでも割れ目に舌を這わせながらフィニッシュしたのだった!
とりあえずは、サッパリしたのである。奥方がナニをされているかも知らないで…。
別室では泣きやんだ恭子をうつ伏せにして、今度はAが口へ、Bがバックから犯しつつディルドでローションだらけにしたアナルへと、ゆっくりとゆっくりと挿入していった。
「あぁっ、痛っっ、壊れる、壊れちゃうっ」と恭子は叫びながら、3穴同時責めに悶絶していたのだった。
「なんで濡れちゃうの? あなた、助けて! あぁぁぁ~、変になる。マンチョもお尻も変になる!!」
その模様は、固定したカメラで動画に収めて、なおかつ写真も連射されていたのだった。
2回ずつ発射したA、Bの両人は満足げに身支度しながら「また遊ぼうぜ。連絡するからさ」と言いながら手を振って部屋を出ていったらしい。
こんなところだ。
「話を聞くのも辛かったでしょうな。奥さんにもキツい代償になったわけだ」
俊一は、クールに言い放ったのだった。
その後は、恭子のスマホに連絡があって「困っているので、お金を貸してほしい」で100万円、「たまには遊ぼうよ」でホテル代+小遣いとして5万円~10万円を渡してから1対1だったり3PだったりA夫人を混ぜた4Pと、セックス玩具として扱っているらしかった。
俊一は悔しさで顔を真っ赤にした仮谷に、「で、私にどうしろと?」と聞いてみたのである。
仮谷の依頼としては
・相手の特定
・これ以上の“つきまとい行為”をしない、という念書の作成
(場合によっては、手切れ金を3本までなら出す準備はあるらしい)
・民事も含めて警察沙汰には絶対にしない
こんな所であった。
俊一は「一応、事実関係を調べてみて本当なら手切れ金なんていりませんよ。それで止める保証もないですしね」と言ってのけたのだ。
本来ならば(本来じゃないけど)、ここで相手側と内々に話しをつけて“上がりを折半”するという手もあるが、俊一は「面倒事は極力避ける」方針なので、相手を“締める”事にした。
それに、いま住んでいるビルの不動産屋とビルのオーナーの手前もあるので、“実力を見せておく”のも悪くないと思ったのである。
多分、仮谷はほかの探偵社数社に依頼をしたのだが、断られたのだろう。反社や半グレが関わっていたら、厄介な事案だからだ。
ただ俊一は、この手口からして反社を装った素人だろうと踏んでいた。根拠はないが、暴対法のご時世で、こんな安い稼(しの)ぎには手を出しはしないものだからだ。
少しのつもりがこんな時間
一気に読み終えた。
細かいとこまでマニアック。
面白い
うぞんけ さん 2020年11月29日