大きすぎる僕ら (Page 8)
要するに「合うかどうか」だったのだろうと思いながら、修は隣にいる綾奈の髪を撫でた。
大きいペニスが悪いのでも、もちろん受け入れられなかった女性たちが悪いのでもなかった。
単に「合わなかった」だけのことで、それが綾奈とは明確に「合った」ということなのだ。
「こんな気持ちよかったの、初めてだよ」
ぼそっと修が呟くと、目を閉じていた綾奈はぱちりとその目を開けた。
「ふふふっ、私も…こんなの初めてだよ」
いたずらっぽく笑う綾奈が愛おしく、修は綾奈にキスをした。
こんなにお互いに気持ちよくなれる相手に出会えたことに感謝しながら、2人は抱き合ってゆっくり眠りにつくのだった。
(了)
素敵
幸せそうな性行為に笑みが思わずこぼれてしまいました
ななし さん 2023年7月2日