大きすぎる僕ら (Page 4)

「恥ずかしいから、あんまり見ないでね」

言いながら、薄手のニットとスカートを脱いだ綾奈の下着姿は、これまで想像しかしていなかった修の視覚を強烈に刺激するボリュームたっぷりのものだった。
サイズが合っているとは思えないブラジャーから乳房がこぼれ落ちそうに盛り上がっており、はみ出した大きな乳輪の薄い色がとても卑猥に見える。
はやる気持ちを抑えて修も自分の着ているものをいそいそと脱いだ。

「あ…」

綾奈と会う時は、これまで万一勃起してもバレにくいように硬くて厚い生地のボトムを選んでいた。
ごわごわしたそのズボンを脱ぐと、いきり立ったペニスの形が下着の上からくっきりとわかってしまう。

「本当に、大きいね」

綾奈は視線を落とし、修の股間を見て言った。
しかし、綾奈はそれに怯えていたり、怖がったりしている様子はない。

「触ってもいい？」

修が頷くと、綾奈は下着の上から修のペニスに触れた。
布越しでもわかる、柔らかい綾奈の手の感触に思わず修は腰を震わせた。

「っ…」

綾奈は下着の上からペニスをすりすりと撫でた後、手を修の腰骨に移した。
そして腰のあたりを優しく撫でて、そのまま修の下着を脱がせた。

直に見るとやはり、大きかった。
確かにそれは、人並みに恋愛やセックスを経験してきた綾奈が見たことのないサイズだったが、大好きな修のものだと思えば怖くはなかった。
綾奈は修のペニスを緩く握り、ゆっくりと扱き始めた。

「はぁ…っ」

女性に触られる、それもこんな風に優しく触られるのは本当に久しぶりのことだったので、修は堪えきれず低いため息を漏らしてしまう。
そして高まる興奮の勢いに任せて、自分も綾奈の身体に手を伸ばした。
ブラジャーを外すと、綾奈の大きな乳房がぼろんとこぼれ落ちる。
手に余るほどの大きさの乳房を下から持ち上げると、たぷんとした柔らかい触感とずしりとした重みが手に伝わった。

「んんっ」

綾奈も声を漏らした。
綾奈の大きな乳房を見た男は皆興奮のあまり力任せに揉みしだいてくることが多かったが、修の優しい触れ方に綾奈は強い快感を覚えた。

「はぁ…あ、んんっ」

互いに少しずつ息を荒げながら、2人は互いの身体を愛撫しあった。
修は下から持ち上げるようにふにゅふにゅと綾奈の乳房を揉み、時折乳輪をくるくる撫でる。

「あぁっ…ん、だめ…やばい」

綾奈は自分の身体に走る電流のような快感にうっとりとしながらも、修のペニスに視線を集中させていた。
挿れたい。しかし本当に入るだろうか？
もし入らなかったとしたら、どうしたら修と自分は一緒に気持ちよくなれるだろうか？