夫のミスは子宮で償います ~嫌いな上司に寝盗られた貞淑妻~
敏樹は大手ゼネコン・小林組の下請けである田森建設に勤めている。ある日、小林組から請け負った仕事で敏樹が重大なミスをしてしまい、田森建設は小林組からの取り引きを止められてしまう。部長の鴫守から激しく叱責される敏樹。そんな彼を救おうと鴫守に謝罪に行く紗弓。そこで彼女は鴫守に犯されてしまうのだが――
「宮嶋君、どういうことなんだ?! 小林組から取り引きを停止されるなんて!!」
「部長、大変申し訳ありません! 私が構造計算でミスをしてしまいまして!!」
「確か前回は、工事費が当初見積もりよりも大幅にオーバーしたんだったな?」
「申し訳ありません!!」
敏樹は深々と頭を下げた。
宮嶋敏樹、38歳。大手ゼネコン・小林組の下請けをしている田森建設の建築士である。彼は上司である設計部長・鴫守和真(しぎもりかずま)の命令により小林組から請け負った雑居ビルの構造設計をしたのだが、その中の重要なパラメータに誤りがあったため、小林組を始め、その雑居ビルの建設に関わっている企業グループ全体を巻き込む大きなトラブルとなってしまったのだ。
そして敏樹は以前にも小林組の案件で重大な見積もりミスをしており、ついに田森建設は小林組から取り引き停止を通告されてしまったのだ。
「大変申し訳ありません!!」
敏樹は額が床に着くのではないかというほど頭を下げた。
「……お前の謝罪はその程度か?」
鴫守は口を歪めて言った。敏樹はひざまずき、両手を床に着けて土下座をした。
「申し訳ございませんでした!!」
すると、鴫守は敏樹の頭の前にスッと靴先を差し入れた。鴫守はニヤニヤしながら、
「おい……靴を舐めろよ……出来ないのか?」
敏樹は悔しさを噛み殺して鴫守の靴先を舐めた。
「ハハハハ! 会社に損害を与えて、上司である俺様に恥をかかせたんだ! これぐらい当然だろ!!」
鴫守の高笑いが会議室に響いた――
*****
その夜――
「あなた、どうなさったのですか? 元気ないですね?」
「あ、あぁ……」
敏樹は妻の紗弓の問いかけにも、虚ろな目で心ここにあらずな感じであった。
宮嶋紗弓、32歳。敏樹とは田森建設の元同僚で、彼女は設計部の事務員をしていた。いわゆる職場恋愛で結婚したのだが、紗弓に対して邪な心を持っていた鴫守は、二人の結婚以来、敏樹に対して何かと辛く当たるようになった。
ヤンキー上がりで元々パワハラ気質のあった鴫守ではあったが、以前はさすがにこの日のように靴の先を舐めさせるようなマネはしなかった。しかし、先日の見積もりミスの際にも、彼は敏樹に頭からコーヒーをぶちまけ、私的に罰金も徴収したのだ。
gjwxcamheh
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kvogasclvr さん 2024年10月28日