親友の妹で童貞を卒業した話 (Page 3)

「ふふ、すごい出ましたね。童貞卒業おめでとうございます」

俺のイチモツのゴムを外しながらあやかさんは微笑む。
今のところ、人生においてダントツでめちゃくちゃに気持ちの良い射精を終えた俺のイチモツは、ピクピクとその快感に酔いしれているかのように跳ねていた。

「精子で汚れちゃったおちんちん、お掃除してあげますね」

何もそこまでしなくていい、と言う前に、あやかさんは俺のイチモツをまた咥えてしまった。
挿入前もそうだったけど、あやかさんは本当に美味しそうにイチモツを咥える。
長い舌でべろりと俺のイチモツにまとわりつき、精液をその舌で絡めとって口の中へ持っていく。

「なんか、すいません……そこまでやらせてしまって……」

すっかり射精後の賢者タイムに入ってしまった俺は、そんなことを口にしてしまった。
ちゅるりと音を立ててイチモツから口を離したあやかさんは、んべっと口を開けて舌の上を見せてくれた。
かき集められた精液は、あやかさんの舌の上に溜まり、そして喉奥へと落ちていった。

「気にしないでください。私、セックスが好きでこういうことやってる部分もあるので……」

ぺろりと舌なめずりをしたあやかさんは、本当に可愛らしい。
でも、口の横に俺の陰毛がついてしまっているのは本当に申し訳なくて、それは俺が取ってあげた。
恥ずかしそうに笑いながら、あやかさんは言う。

「むしろ、兄から変な提案されて困りましたよね。謝るのはこちらの方ですよ、本当にごめんなさい」

「ああ、いえいえ……何か事情があるんでしょう?俺は童貞も卒業させてもらえたし、全然……」

ははは、とお互いに笑ったところで、あやかさんの笑顔が可愛くて、情けなくも俺はまたイチモツに熱が戻ってきてしまった。
それを見たあやかさんは、ニッコリと微笑む。

「延長しますか?」

「ああ、したいのは山々なんですけど、いくらになります?俺、あと五千円しか……えひぃっ?!」

俺の返事を聞く前に、あやかさんは再び俺のイチモツを咥える。
カリ首を強めに刺激されてしまい、変な声が出てしまった。
ちろちろと先端を舐められ、上目遣いなあやかさんの目を見てしまうと、俺のイチモツはまたも臨戦態勢になった。

「お金、いらないです。沢松さん、良い人なのでサービスさせてください」

俺の上半身はまた押し倒され、視界が上へ向いていく。

「良い人って、実際こんなことしちゃったし、そんなこと……」

「ありますよ。お金のこと、私達のこと気遣ってくださってるじゃないですか。今までそんな人いませんでしたよ」

あやかさんは軽く俺に覆い被さってきて、一瞬ではあったが唇にキスをしてくれた。
一瞬のことではあったが、柔らかい感触があったのは間違いない。
そのことにドギマギしていると、あやかさんは、熱っぽい表情でゴムを取り出した。

「よかったらリピートしてください、お願いしますね」

目を細めて笑う彼女に対して、俺は首を横に振るなんてことはできなかった。

 

この後、結局もう二回セックスをして、俺の童貞卒業は終わった。
あやかさんがどうも俺のことを気に入ったらしく、何度も何度も高橋に誘われている。

俺が彼ら兄妹に貢ぎ続ける日々は、まだまだ始まったばかりだ。

(了)

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