仕事でヘマをやらかした代わりに妻を上司に貸し出した男の話 (Page 3)

「これで射精してしまうのはあまりに勿体ない。あなたの身体を借りた意味がなくなってしまいますからねえ。ほら、僕に跨ってください」

「え、あの、私の方の慣らしは……」

「ローションを使いましょう。一度入れれば慣れますよ」

川瀬さんはそう言ってコンドームを装着した後に備え付けのローションを自分の男根に垂らし、未緒子にその上に跨るように指示をした。
俺から見れば、未緒子の背中を見ながら二人の対面座位をみることになる。
そろ、とゆっくりと未緒子が跨り、川瀬さんの男根と膣口を合わせ、静かに腰を下ろした。
三日前に俺が掴んでいたのと同じ場所を川瀬さんが掴み、男根を入れる手伝いをする。

「あっ、くっ……」

「苦しいですか?でも大丈夫、僕のチンポを味わった女性はみんな夢中になりますから」

「……っん、ん……」

あまり声を出したくないのか、未緒子は顔を下げ、必死に挿入に耐えているようだった。
次第に川瀬さんの男根が見えなくなる。全て未緒子の中に収まったのだ。あれだけ大きい物も入ってしまったのかと、俺は眩暈がした。

「あっ……は……」

「ああ、いいですねえ。未緒子さんの中、とっても熱くて狭くて……僕ので広げちゃったかもしれませんね」

わざとなのか、川瀬さんは挑発するようなことを言う。
未緒子は首を振り川瀬さんの言葉を否定するが、すぐにそれは意味を無くすことになる。

「まあいいでしょう。ほら、始めますよ」

それからは、地獄のような光景が続いた。
対面座位では揺らすだけだったのに、未緒子の膣奥を強く刺激したようで、未緒子が仰け反りながらイクまで射精しなかった。
未緒子は何度イカされたのだろう。もうやめて、いや、気持ちよくなりたくないと泣き叫ぶ未緒子の声が耳から離れない。
コンドームの先が見たことないほど膨れ上がるほどの射精をしたはずなのに、二度目の寝バックはすぐに行われた。

「あんっ!あんっ、あっ、あっあっ、やだあ!あっ、あぁああぁああああ!!」

寝バックは俺から見えやすいように行なわれた。
未緒子の中へ入って出ていく川瀬さんの男根は、もうローションだけなく、未緒子自身から分泌される愛液で濡れていることを照明の光が教えてくれた。
未緒子の聞いたことのない喘ぎ声が、ずっと続いていた。

「も、やだ!あっあっ、あんっ!ひっ、あっ……んっ、ぎっ、いひいいぃぃぃいん!」

「あーあー、下品な声出しちゃってまあまあ。ほら、出しますよ。しっかり中に集中してください」

バスッ、バスッ、なんていう擬音は、漫画の中だけだと思っていた。
本当にそんな音を出しながら、未緒子は川瀬さんの重たいピストンをその身体に受け止め、またもコンドーム有りでの膣内射精をされた。
そのコンドームは、なかなか引き抜けなかったのが見えた。

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