仕事でヘマをやらかした代わりに妻を上司に貸し出した男の話 (Page 5)
「やめろ!!やめろよ!!」
情けないことに、叫びつつ痛いほどに立ちあがった俺の愚息を慰めながら、俺は画面に向かって吠えていた。
何度未緒子の絶頂を見て下着の中で自然と射精していたのだろう。
ぐちゃぐちゃになった愚息を握りしめ、二人の種付け交尾を眺め続ける。
「イクっ、イッ……イッてるうう、もうむりっ、あっ、むりっ、むりいいいい!!」
「無理じゃないですよね、ほら、出しますよ。僕の子種、全部流し込みますからね、ほらっ、子宮に全部!子宮口開けて!」
「いや!妊娠しちゃう、いや!いやああああ!!」
激しくなるベッドの軋み、ぐちゃぐちゃと聞こえるのは俺の愚息か、二人の結合部か、その両方か。
最後に一突き、強い腰の入れ込みが終わると、未緒子の声も川瀬さんの動きも止まった。
中出ししている。コンドーム有りでしていた時より長い射精。結合部から見える白い液体。
川瀬さんのまだまだ薄くならない精液が、こってりとした特濃精液が未緒子の中に、俺の妻の中に流し込まれている。
「あ~……他人の女性に種付けする瞬間って一番気持ちいいんですよ。ほら、すごい吸い付いてる。おらっ、受精しろ。孕め」
「あ……あっ……じゅせえ、いやあ……」
ぐりぐりと腰を何度もしつこく未緒子に擦りつけた後、ようやく川瀬さんは男根を引き抜いた。
しかし、それで終わるはずもなく、夜明けまで俺の妻未緒子と川瀬さんのセックス……いや、あれはもう交尾としか言いようがない。
激しい交尾は続いた。何度中出しされたのかもわからない。終わったころには、未緒子の膣口からは大量の精液が溢れていた。
俺はひたすらに、自分の愚息を慰めることしかできなかった。
(了)
レビューを書く