妻を寝取った隣人に復讐を (Page 3)
翌日、翔太は大垣家のリビングで、大垣の妻の優実と会っていた。
テーブルの上では、昨夜の情事が画面に映し出されている。
優実は、前かがみになって一心に見つめていた。
腕組みした手が、胸を押し上げて強調している。
見終わると、優実はフーと大きく息をついて、背もたれに体を預けた。
「夫が不倫をしていたなんて…。
よりによって、品川さんの奥さんと」
優実がゆっくりと足を組みかえると、スカートが膝の上まで持ち上がる。
「ええ、わたしも信じられません。
妻が、あんなことをするなんて」
愛花はもちろんだが、大垣に妻を寝取られたことが、翔太は何より許せなかった。
「奥さん、わたしはご主人が許せません。
そこで、この動画を週刊誌に提供しようと思っています」
「えっ。
品川さん、本気ですか…?」
「はい。
慰謝料はお互いに既婚者であるから、相殺されます。
いや、例えいくら貰ったとしても、お金でわたしの怒りは静まりません」
「品川さんのお気持ちは、わかります。
わたしも悔しくて、たまりません。
ですが、週刊誌に載ると、主人は間違いなく議員を辞職させられます。
わたしはずっと専業主婦で、夫の収入だけが頼りなんです!」
潤んだ瞳で、翔太を見つめる優実。
「お願いします。
どうか、穏便にすませてもらえませんか」
深く頭を下げている優実の襟ぐりから、谷間が覗いている。
同じ被害者であるはずのこの人妻に、翔太は残酷な取引を持ちかける。
「それでは…奥さんを犯してもいいですか?」
「な、何を…?」
「わたしも、このままでは気が済まない。
あなたの旦那にも、同じ思いを味わわせたい」
「そんなこと!
できるわけないでしょ!?」
真っ赤になって怒る優実とは対照的に、翔太は淡々としている。
「嫌なら、いいですよ
週刊誌に、リークするだけです。
そっちの方が困るんじゃないですか?」
「…」
長い静寂の時間が続いて、優実が口を開いた。
「…わかりました。
でも、これっきりにしてください」
「ええ。
ご主人と違って、人妻を寝とることに興味はないので」
そう言いながらも、翔太は股間がふくらみつつあるのを、感じていた。
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