美しい夫婦の歪んだ欲求 (Page 3)

「きみがよければ、好きなように彼女の身体を遊んでほしい。何をしてもいいけれど、彼女の性器にきみの性器を挿入するのだけはなしだ」

「え……」

 旦那さんはソファに歩美さんを寝かせた。

 そしてその向かいの椅子に座り、脚を組み、俺が行動するのを待った。

 ソファのそばへ寄り、丸裸の歩美さんを見下ろす。こんなに可愛い歩美さんのことを好きにしていいなんて。

 身体を隠している彼女の手を取り、ゆっくりと外す。きれいな色の乳首や乳輪も、整えられた形の恥毛も、すべてが煌々とした灯りの下に晒された。

「……歩美さんは、人に見られるのが好きなんですか」

「……そうなの。人に見られてると思うと、クラクラするほど興奮する。彼も同じ。私が恥ずかしい思いをすればするほど、彼も興奮するの」

 俺の背後で、旦那さんが生唾を呑み込む音が聞こえた。

 本当は、おっぱいなんて見慣れてるふりをして、余裕を見せながら彼女の腰や背中を撫でたかった。けれど、その豊かな膨らみを今すぐ揉みしだきたい衝動には抗えなかった。

 はちきれそうなほど大きなふたつの丘に両手を添え、力を込める。そこはハリのある見た目とは裏腹に、ものすごく柔らかく、指が沈み込んだ。肌も桃のようにしっとりとなめらかで触り心地がよく、ずっと触っていたくなる。

 その谷間に誘われるまま、顔を埋めた。ああ、天国だ。歩美さんは優しく俺の頭を撫でてくれた。

 もぞもぞと顔を動かし、目当てのものへ唇を寄せ、ちゅうっとそこへ吸い付いた。

「っあ……」

 後頭部に添えられた手に力が込もる。

 はむはむとそこを口に含んでみたり、甘噛みしてみたり、異なる刺激を与えるたびに歩美さんは甘い声を上げた。

「ああっ、んう、っふ……」

 柔らかな胸から顔を離すと、歩美さんは蕩けたような表情で俺の方を見ていた。

 小さめな唇は唾液に濡れていやらしく光っていて、キスがしたいと思ったけれど、なんだかそれはしてはいけないことのような気がして、我慢した。

 歩美さんの両膝を掴み、左右に大きく開く。今までガラス越しに見ていた彼女の秘所が目前に広がった。顔を近づけると、濃厚な雌の匂いを感じる。こんな匂いがするなんて、知らなかった。

 親指を左右の大陰唇に当て、くぱっと開いてみると、中のくすみのないピンク色に驚く。つい先程まで旦那さんに陵辱されていたそこは、すっかり濡れそぼって充血していた。

 お尻を伝っている粘液を中指で掬い、馴染ませるようにしながら指をその雌穴へ挿入していく。最奥まで向かう途中にざらざらしたところを見つけ、そこを擦ってみた。

「あああ、っ、ああっ!!」

 夢中でそこを刺激すると、溢れた愛液が手の甲まで滴った。

「ああっ、んんんっ、ああああ……っ」

 指を入れているところと、整えられた茂みの間に、ぴんと尖った突起を見つけた。指を入れたままでそこに貪りつくと、彼女の中はきゅううっと締まった。

「ああああんっ!!やあ、あああ!!」

 ちろちろとそこを舐めながら、ざらついたところに指の腹を引っ掛けるように擦る。歩美さんの脚が震える。しばらくそうしていると、ぷしゃっと熱い液体が迸った。

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