ウィザードレディー (Page 7)
「きゃあっ!」
 衝撃波は神楽の服をズタズタに切り裂き、下着姿にさせる。
 白いブラジャーとショーツだけという格好にされた神楽は、衝撃波によって吹き飛ばされた。
 再び神楽は路面に倒れてしまう。
 うめく神楽の近くに、片方の翼に穴を空けられた兄の悪魔が立つ。
 翼の穴は、神楽の目の前でどんどんふさがっていった。
「人間の魔術師ごときが、よくも俺様の体に傷をつけてくれたな」
 真っ赤な目で神楽を睨む兄悪魔。
 神楽は右手を兄悪魔に向ける。魔術を放とうとするが、その前に兄悪魔に手首を掴まれた。
 持ち上げられる神楽の体。下着だけという姿になった神楽を見て、兄悪魔の顔に下卑(げび)た笑みが浮かぶ。
「殺してやる……だが、その前に犯してやる」
 片方の手で神楽を持ち上げている兄悪魔は、もう片方の手をFカップの乳房へと伸ばした。
 鉤爪が生える指が、白いブラジャーを掴んだ。
 そのまま胸からはぎ取られるブラジャー。
 ブラジャーの締めつけから解放されたのを喜ぶかのように、Fカップの乳房がユサッと大きく揺れながら露わとなる。
 ピンク色の突起で飾られた膨らみに、兄悪魔の無遠慮な視線が向けられた。
 羞恥を感じ、神楽の顔がわずかに赤く染まっていく。
「こ、このっ!」
 神楽は兄悪魔の体を蹴る。
 しかし、いくら蹴っても兄悪魔の巨体はビクともしなかった。
 兄悪魔は神楽の豊満な乳房を片方、大きな手のひらで鷲掴みにする。
 ギュウッと強い力で乳房を握られ、神楽は
「くっ」
と、かすかに痛みの色が感じられる声を小さく漏らした。
 兄悪魔は鷲掴みにした乳房をグニグニと乱暴に揉む。
 指が動くたびに、神楽の乳房は面白いように形を変える。兄悪魔はそれを楽しむかのように、乳房を乱暴に揉み続けた。
「くっ……ううっ……」
 うめく神楽の乳房の肌に、指の痕が赤く浮かんでいく。
(この至近距離なら……)
 片方の乳房を乱暴に揉まれる神楽は、自由な方の手で魔術を放とうとする。
 兄悪魔は人差し指を乳房から離す。人差し指の鉤爪が、乳房を飾るピンク色の肉突起を引っかく。
「あうっ!」
 引っかかれた乳首から痺れが混ざった痛み……あるいは痛みが混ざった痺れが走ってきて、魔術を放つための集中が途切れてしまった。
 人差し指の鉤爪は、何度も何度も乳首を引っかく。
 引っかかれるたびに乳首から痛みが走り、
「うっ! くぅ……うくっ!」
 神楽は顔をしかめ、うめきを漏らす。
 乳房と乳首からの痛みのせいで、魔術を放つための集中ができない。
 兄悪魔は手で片方の乳房をなぶりながら、もう片方の乳房に顔を寄せていく。
 乳首を口に含んだかと思うと、前歯を立て、そして噛む。
「くあっ!」
 噛まれた乳首からも痛みが走ってきて、神楽は声を漏らす。
 片方の乳首は鉤爪で引っかかれ、もう片方の乳首は歯で噛まれる。
 両の乳首から、痛みが走ってくる。
 乳首からの痛みで声を漏らす神楽の後ろに、弟悪魔が立つ。弟悪魔の手は、神楽の白いショーツへと伸びた。
 ショーツを掴み、引っ張る弟悪魔の手。
 白いショーツはビリリッ! と音を立てて破り取られた。
 引き締まった尻と薄い柔毛で飾られた股間が露わになる。
 弟悪魔はただの布切れと化したショーツを放り投げ、両手で神楽の尻を掴んだ。
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