ウィザードレディー (Page 8)

「いいケツだ」

　そのまま引き締まった尻を揉む弟悪魔の両手。その動きに遠慮は感じられない。
　乱暴に尻を揉む。
　神楽は尻から弟悪魔の手を離そうと体を暴れさせるが、無駄な抵抗にしかならない。
　弟悪魔の手は、尻から離れない。神楽は尻を揉まれ続けるしかなかった。
　兄悪魔は神楽の胸から手と顔を離した。そして、彼女の手首を掴んでいる手も離す。
　路面に落ちる神楽の裸身。兄悪魔の体から、闇を固めたようなロープ状のものが何本も伸びてきた。
　それは神楽の手足に巻き付き、無理やり四つんばいの姿勢をとらせた。

　神楽は手足を暴れさせたが、闇のロープは外れない。
　裸身は四つんばいの姿勢で固定されたままだ。
　兄悪魔は神楽の前に膝をつく。彼女の頭を両手で掴んだ兄悪魔の股間に変化が生じる。
　股間の一部が盛り上がったかと思うと、男根の形になった。
　兄悪魔は神楽の顔を股間に引き寄せ、男根を突き付ける。
　神楽は顔をそらそうとするが、頭を掴まれているため、それはできなかった。
　兄悪魔はそそり立つモノを神楽の口に押し入れようとしてくる。
　神楽は口を硬く閉ざし、それを拒んだ。
　そんな神楽の尻を、弟悪魔が強く叩いた。
　パシーンッ！　という肉を叩く音とともに、

「あうっ！」

　という神楽の悲鳴が混ざって響く。
　悲鳴を上げた拍子に口が開き、兄悪魔の男根を押し込まれた。

「んぶううっ！」

　野太いモノが口の中に入ってきて、神楽は目を見開く。
　ほとんど口をふさぐほどの太さがあるモノ。息苦しさが神楽を襲う。

「んぐ、むぶぅっ！」

　息苦しさのせいで、神楽の瞳には涙が浮かぶ。
　彼女が苦しがっても、兄悪魔は気にしない。
　自分が楽しむためだけに、掴んでいる神楽の頭を前後に揺さぶった。

「あぶっ！　んぶうっ！」

　無理やり唇で男根をしごかされる神楽。
　口の端から、苦しそうな声と一緒になって、ダラダラと唾液がこぼれて顎を濡らしていく。
　後ろにいる弟悪魔も、膝をつく。そして、神楽の股間へと顔を寄せていった。
　舌を伸ばし、薄い陰毛で飾られた股間のスリットを舐める。
　ソコを舐められ、神楽の尻がビクッと震えた。
　ベチャベチャと音を立て、弟悪魔の舌が神楽の股間に這う。
　舌が這うたびに、神楽の引き締まっている尻は震えた。