雪の夜、年下の彼に弄られる (Page 4)

「あっ、ひぅっ、やっ、ああっ! もっ、あっ、やぁっん! いっ、ぃっ、っくっ!」

私の声が絶頂に近づいてきたのを感じたのだろう。
彼は再び私の唇に食いついた。
私は蕩けそうな頭のまま、伸びてきた彼の舌に自分の舌を絡めさせる。
グッと首を抑えられ、彼の体に引き寄せられた。
押さえつけられて息ができないほどの接吻。
一方で相変わらず彼の指は私の膣内を蹂躙していた。
そして、私の一番弱い部分――Gスポット――を刺激したとき、潮を吹いて絶頂に導かれた。

「んっ、んっ……、~~~~~~!!」

思わず湯船に体が落ちそうなほど体がふらふらとしている。
でも、それだけイっても、彼の攻めは終わらなかった。

「あっ、ああっ……、あっ……、はっー、はっー、あぁっ……、あっ!」

敏感になっている私の割れ目に、彼は愛液でドロドロになった指を再び突っ込んできた。
しかも先ほどよりも激しい。

「あっ、やだっ……。も、もぅ、むりっ……、やっ、はっ、~~~!」

それから、一時間以上私は露天風呂で攻められ続けたのだった、
頭がおかしくなってしまうかと思った。
結局、体は浸かっていなくても、それだけ攻められればのぼせてしまう。
彼は私を風呂から上げると、浴衣に着替えさせ、同じようにお姫様抱っこで部屋へと運ぶ羽目になるのだった。

「ごめんっ、やりすぎました」

布団の上でムスッとして横になっている私に彼は平謝りを続けていた。

「いつも富士子さんにエスコートされてるから、気持ちよくなってほしくて……」
「……それは、分かっているわよ、でもね――」

私は一思いに言おうとして、思わず言葉を切る。
彼の気持ちは分かっていた。
だから、こんな風にムスッとしてしまうのは私のわがまま。
だけどはっきり言ってやらなければ気が済まなかった。
起き上がって、改めて私は口を開く。

「私だけなんて、嫌よ」

そう言って、私はぎゅっと彼を抱きしめた。

「ごめんなさい……」
「しょうがないわね……」

優しいキスを交わす。
舌は入れない親愛のキス。
でも、今はそれでよかった。

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